プロダクトマネジメントを学ぶなら、まずはコレから!

プロダクトマネジメントを学ぶなら

近年プロダクトマネージャーという職種の重要性が増していますが、その職務範囲は広く、企業やプロダクト、フェーズ等によって求められるスキルや知識が異なるなど、複雑性が高いように感じます。

そこで、たくさんの先輩プロダクトマネージャーへのインタビューを行うPMノートが、「プロダクトマネジメントを学ぶならまずこれから」というオススメ動画講座と本をまとめてみました!

プロダクトマネジメントを学びたいけど、どこから学ぼうか迷っている方は、まずはここで紹介するものから始めてみませんか?

プロダクトマネジメントとは?

プロダクトマネジメントとは

プロダクトマネジメントとは、プロダクトと顧客の間に位置し、プロダクトの管理だけを行うのではなく、プロダクトを通して顧客満足を生み出すことです。
顧客(市場)のニーズや課題を正確に捉え、プロダクトを顧客(市場)にフィット(プロダクトを通して顧客満足を生み出す)させていくことがポイントです。

製品のコンセプトを検討し、製品化した上で、市場に投入する上流工程から、新たに投入した製品とすでに投入されている製品をあわせて管理し、新製品のマーケティングを行うことに加えて、既存製品の強化や撤退などといったライフサイクル管理を考慮する下流工程までがプロダクトマネジメントの対象となります。

プロダクトマネジメントの包括範囲

プロダクトマネジメントの包括範囲は、しばしばプロダクトマネジメント・トライアングルで表現されます。

こちらは、Taka Umada氏によって「プロダクトマネジメントトライアングルと各社の PM の職責と JD」というタイトルの記事の中で抽象化されたプロダクトマネジメントトライアングル(改案)です。

このプロダクトマネジメントトライアングルを健全に機能させることがプロダクトマネージャーの責務となります。
なお、プロダクトマネージャーのみではなく、プロダクトチームと協力して行います。

オススメの動画講座・本をご紹介!

オススメの動画講座

まずは、PMノートのUdemy講座です。
活躍するPMに必要な12のスキルや得意領域別のスキル開発、先輩PM5人の実例など学べます!スキル棚卸し&理想のPM像を描くワークもあって、充実の内容です。

先輩PMから学ぶ、活躍するプロダクトマネージャーのなり方

Salesforce、マネーフォワード、元ヤフー、元リクルート等、5人の先輩PMインタビューを収録!DX時代で活躍するPMに必要な12のスキル領域、ご自身の現状や今後のスキル開発を言語化するワーク等、PMへのキャリアやスキル開発を学べます。

続いて、ご存知の方も多いと思いますが、曽根原さん(テクノロジーの聖地シリコンバレーの米系スタートアップで働く現役PM)のUdemy講座などをオススメします!

テクノロジーの聖地シリコンバレーからPMの仕事や魅力とキャリアの可能性を、在住14年以上、現在米系スタートアップで働く現役Principal Product Managerが具体的事例をもとに紐解きます。

シリコンバレーに在住14年以上、米系スタートアップで働く現役Principal Product Managerが具体的事例をもとに、世界の先端で使われるKPIの考え方と使い方を詳しく解説

シリコンバレーに在住14年以上、米系スタートアップ・大企業での豊富なProduct Manager経験をもとに、プロダクトのアイデアをより研ぎ澄ますシリコンバレー流の書き方や伝え方を詳しく解説

使われるプロダクトの根幹をなす深いユーザー理解力の高め方とは?シリコンバレーに在住14年以上、米系スタートアップ・大企業での豊富な経験を持つプロダクトマネージャーが、最新かつ未翻訳のビジネス洋書と具体例を用いて身近で実践できるよう解説します

シリコンバレー企業に学ぶ、DX時代に勝ち残る本質の理解と実践。USでの最新の考え方と具体例を用いて、現地在住15年以上、米系スタートアップ・大企業での豊富なプロダクトマネージャー経験をもとに深堀り解説

シリコンバレー企業に学ぶ、勝ち筋のあるBotBプロダクトを作る秘訣とは?現地に在住15年以上、米系スタートアップ・大企業、BtoB、BtoCでの豊富なプロダクトマネージャー経験をもとに深堀り解説

オススメの本

プロダクトマネージャーのバイブルと言われる「INSPIRED」をはじめ、プロダクトマネージャー界隈で知らない人はいない及川さんの著書「ソフトウェアファースト」や「ジョブ理論」、「イシューからはじめよ」とメジャーどころを集めました!

Amazon, Apple, Google, Facebook, Netflix, Teslaなど、最新技術で市場をリードする企業の勢いが止まらない。はたして、かれらはどのようにして世界中の顧客が欲しがる製品を企画、開発、そして提供しているのか。本書はシリコンバレーで行われている「プロダクトマネジメント」の手法を紹介する。

世界水準のプロダクトマネージャーの叡智はこの1冊で完璧に得られる

Google、Microsoft、SmartNewsなどのプロダクト、BtoCおよびBtoB領域で国内のみならずグローバル展開に携わってきた百戦錬磨の著者陣が日本とシリコンバレーのあらゆる知見を詰め込み書き上げた、プロダクトマネジメントの決定版。

MicrosoftやGoogleで世界標準の製品開発に携わってきた技術者が書き下ろす、あらゆるビジネスが「ソフトウェア中心」に刷新される今必要な次世代型サービス開発の要諦

★破壊的イノベーション論のクリステンセン教授が「人はなぜそれを買うのか?」を解き明かす!
世界で最も影響力のある経営学者クレイトン・クリステンセンが、人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かす、予測可能で優れたイノベーションの創り方。

リーン・スタートアップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論です。

★ロジカルシンキング・問題解決の決定版!
コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー……生み出す変化で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術「脳科学×マッキンゼー×ヤフー」トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法

プロダクトマネジメントとは何かに始まり、プロダクトマネジャーが身につけるべき知識(情報収集、トレンド予測、競合分析、商品開発、顧客セグメンテーション、ブランディング、マーケティング、コスト管理)から、プロダクトマネジメントの考え方を組織に導入するためのポイントまで体系的に学べる実務書である。

アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。

自動車用トンネルを抜けた後も車のヘッドライトを点灯して走行し,そのまま長時間駐車してバッテリーを上げてしまった経験はありませんか? この種の問題の解決策としてトンネルの出口に「ライトを消せ」という標識を出すことが考えられるけど,それだと夜中にライトを消す人があるかも知れません。もしあなたがトンネル管理者なら,どんな標識を考えますか?

本書は「Cracking the PM Interview: How to Land a Product Manager Job in Technology」(原題『プロダクトマネジャーの採用面接を突破する――テクノロジー業界でプロダクトマネジャー職に就くには』)の日本語版です。IT系トップ企業のプロダクトマネジメント(PM)職に就く方法を詳しく解説しています。

■世界的な戦略の研究者による第一級の著作!
だが世の中の「戦略」のほとんどは、戦略の体を為していない。本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書だ!

経済、金融から、人生、そして愛まで――。この不確実な世界で私たちがいかに生きるべきか、すべてに使える思考のものさし「脆弱/頑健/反脆弱」をもとに解き明かす。
「三つ組(トライアド)」で構成されるこの新しい「知」の本質を理解したとき、あなたは不確実な環境にあっても、予測に頼らずに意思決定することができるだろう。

Running Lean(ラニング・リーン)とは、リソースを使い切る前に最初のプランからうまくいくプランへと反復的に移行する体系的なプロセスです。
本書では、顧客が必要とするMVPを構築する方法、構築・計測・学習ループを高速化する方法、製品/市場フィットを達成する方法などについて、
リーンキャンバスや顧客インタビューの手法を使いながら具体的に解説します。

頭の中がこんがらかって、どうにもならない。このごろ何もかもうまくいかない。見当ちがいばかりしている。あーあ、もうだめだ! この本は、そういう経験のあるひとのために書かれた本だ。みんなお手上げ、さて、そんなときどうするか? こわばった頭をときほぐし、楽しみながら頭に筋肉をつけていく問題がどっさり。大人も子どもも、みんないっしょに考えてみよう。

空飛ぶ車が欲しかったのに、手にしたのは140 文字だ「もし本気で長期的な人類の発展を望むなら、ただの140 文字や“永遠の15 分” を超えた未来について考えなければならない。
ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ」

デザイナーでない人のための、デザインの定番基本書。デザインの「4つの基本原則」。これを知るだけで、あなたのデザインはずっとぐっと、良くなります。プロではなくても、読みやすいデザイン、伝わるプレゼン資料、わかりやすいレイアウトを作りたい。そんなあなたのための、デザインの基本書です。

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オンライン相談できる先輩PM(一部)

プロダクトマネジメントに関する記事を読む

近年、よくプロダクトマネージャーという言葉を聞くようになりましたが、その役割や仕事内容、求められるスキル、キャリアパスを解説!プロジェクトマネージャーとの比較も記載しております。

CX/UXストラテジストとして複数企業の手伝いをされている岡 昌樹さんへのインタビュー記事(PdM Voice #9)。華々しいキャリアの裏側にある考え方やマイルール、プロダクトマネージャーに重要な二項対立を突破する視点や大企業の中でも本質に向き合う姿勢など、学びの多い記事になっていますのでぜひご覧ください!

大企業に転職しプロダクトマネージャーとなって働く中で意識して取り組んだ結果、社内関係者からの信頼を得ることに繋がり、自分としても成長実感を得ることができた経験をもとに、大企業のPdMとして活躍するために必要な3つのことをお伝えします。

プロダクトマネージャー(PdM)へのインタビュー記事「PdM Voice」の連載第8回目。今回は、登山プラットフォームのYAMAPでPdMをされている土岐さんです。ストーリーで語ることを大切にされている土岐さんの独自のビジュアライズや工夫をご覧ください!

プロダクトマネージャーにはスキルセットのみではなく、マインドセットが大事だと考えています。今回はマインドセットにフォーカスして書きたいと思います。なぜマインドセットが大事かと言うと、アイスバーグ理論に基づくと「成果」は「意識・想い・人生哲学」(つまり、マインドセット)によって決まるからです!

プロダクトマネージャーへのインタビュー記事「PdM Voice」の連載第7回目。今回はフライウィールでプロダクトマネージャーをされている横井さん。PdMのあるべき姿を定めたPM VALUESや、みんながワクワクして働けるようなカルチャー・仕組みづくり、ストーリーテリングに取り組まれているお話は一読の価値ありです!

開発現場において、PMという略称をよく見かけます。実はこのPMは『プロダクトマネージャー』と『プロジェクトマネージャー』の両方の意味で使われています。この二つの職務の、役割や求められるスキルにはどのような違いがあるのでしょうか。

プロダクトマネージャーへのインタビュー記事「PdM Voice」の連載第3回目。今回はランサーズ株式会社でPdMをされている清玄寺さん。新規事業立ち上げで身に付けたスキルやプロダクトの機能だけでなく営業やカスタマーサクセス、オペレーション含めてサービス全体の提供価値を最大化しようとする考え方など、是非ご覧ください!