A. 「新規事業立ち上げがやりたい」という、今思うと漠然とし過ぎている志望動機で拾っていただいたプロトコーポレーションに入社し、一切想像していなかった自社事業のプロダクト・マーケティングを担当する部門に配属され、ディレクター職としてスタートすることになりました。この配属が全ての始まりで、配属ガチャに超感謝してます。 Webサービスの機能開発の開発ディレクションからスタートし、その後、新規プロダクト立ち上げの開発領域のPjMやグロースフェーズのプロダクトマネジメント、新規プロダクト立ち上げなどを経験することができ、プロダクトマネージャーとしての土台を作ることができました。
A. 自分なりのアレンジをせず、定石通り一度やってみることです。サンプルが少ないながらにいくつかのアジャイル組織に関わらせて頂いた感想として、うまくいってない組織は何らかの身勝手なアレンジをしていました。例えば、スプリントはbi-weeklyなのにレトロスペクティブは3ヶ月に1回、など。“ファッションアジャイル組織“にならないように気をつけてください。
A. 「失敗の数」です。最近失敗していない、とふと感じた際怖くなります。失敗していない、というのは挑戦をしていない、ということです。挑戦もせず、コンフォートゾーンのぬるま湯から脱せていない、或いは誰からも指摘されない、怒られない、ネガティブなフィードバックがない、そんな状態にならないように、サウナなどで自省の時間を定期的に設けるようにしてます。
A. トリッキーな回答で恐縮ですが、PMという職種を抽象化して全ビジネスマンに浸透させたいと考えます。PM(プロダクト/プロジェクト/プログラム マネジメント)とは「対象の成功のために『なんとかする』」ということであり、僕の中ではJob-titleというよりはMind-setです。理想主義者に聞こえますが、関わるステークホルダー全体がこのMind-setを共有すれば自ずと成功の不確実性を下げることができるかもしれません。PMというMind-setの啓蒙、それに少しでも貢献できるキャリアにできれば幸いです。
A. めちゃくちゃシンプルに、縦軸にアイデア/選択肢を羅列し、横軸に判断軸を3つほど並べ、各々のマトリクスに◯✖︎△を入れてスコア化します。判断軸はプロジェクトやチームによって左右することはあるものの、基本的にはインパクトファーストを大事にしています。onsite議論であれば、ホワイトボードなどで書きながら可視化すると合意形成がしやすい印象です。
A. 一般的なプロセスとしては、N1インタビューをやったり、SQLを書いて分析したりします。重視していることは「事前準備を厳かにしないこと」です。ディスカバリープロセスの本質は「不確定要素を取り除くこと」にあるので、当該過程で何に白黒つけたいのか、を明確にしておくことは有効だと考えます。(=イシューの定義)
A. 質問にあるプロジェクトという単位に限らないのですが、「過度な透明性」です。 少し古いかもしれませんが、当時のスタートアップでは求職者をアトラクとする独自カルチャーの一環として「情報の透明性」を謳う会社が流行っていた記憶があります。経営ボードmtgの議事録から始まり、投資家とのmtg、会社のランウェイ、個人の給与、中にはメンバーレベルの会議の録画を全て公開する会社も見てきました。 一見素晴らしい試みに見えますが、この透明性がワークするには条件がある気がしています。それは所属する「メンバー全員の情報リテラシーが圧倒的に高いこと」です。情報を建設的に処理する能力がない組織に、溢れんばかりの情報を公開すると逆効果になることもあります。目的ありきで、ガバナンスがセットでの透明性を設計できるといいなと思います。