Q.卓越したユーザー体験を提供するために重視している要素は何ですか?

回答者(8名)

PayPay株式会社
プロダクトマネージャー

すずけん

「インプット」と「実験」の繰り返しの果てに、時々卓越したユーザー体験が産み出せるときがある気がします。

インプット

・日々忙しくても少しでも時間を作って多くのサービスに触れ、インプットを増やす

・競合サービスのUIUXやビジネスモデルや思想などを知っておく

・日常の生活のなかで便利さや感動した体験を覚えておく

実験

・一発で卓越したユーザー体験を作れると思わないこと

・ステークホルダーやユーザーのフィードバックをたくさん受け、仮説検証を繰り返す

・その果てに時々光るユーザー体験が生み出せるときがある

株式会社Quriosity
代表取締役

岡 昌樹

広く浅くではなく狭く深く。
徹底的にペルソナのニーズ・体験にブッ刺していくことだと思います。
そのたった一体のペルソナのニーズ、実行するタスク、タスク実行後の感情にまで寄り添って、ユーザーが「えっ!?これって私のために作られたものじゃん?」って思ったらそれは卓越したユーザー体験の提供になっているのではないかと思います

株式会社enechain
General Manager
Head of Product Manager

大橋 奎哉

「すべての物事からのInputを大切にすること」です。ユーザー調査や、業界解像度を上げるといったことは当然ですが、いろいろなtoB、toCサービスに意図的に触れてみたり、巷の流行りには積極的に乗るとかを若い時から意識して実施しています。流行るものの理由を考えたり、人を惹きつける理由を考察したり、また逆に圧倒的に不快になった瞬間の原因や気持ちを分析することで自らの企画を考える際の重要な情報になったりします。卓越した体験は結局は机の上でパッと思いつくものではなく、これまでの人生で自分が体験して吸収してきたものの積み重ねをベースに、導き出せるものだと思っています。

STORES株式会社
シニアプロダクトマネージャー

浅田 純史

「卓越した」というのが「ユーザーの期待を超えること」ということであれば、ユーザーの要望、意見をそのままプロダクトに落とし込むことではなく、その体験の目的が何かを明らかにすること、その目的を達成するためのベストソリューションが何であるかを考えることが重要でしょう。
そのために必要なことは
・ユーザーのやりたいことを目的、今行っている行動、その課題を明らかにすること
・ベストソリューションを導くために色々なプロダクトに触ること、AIなどの技術を学ぶこと
になると思います。

ビジネスオーガナイザー

渡邉 侑

「価値の創造」と「マネタイズ」をしっかり切り分けて議論することです。ビジネスを検討する際、ともすると、「それは儲かるのか」と右も左もマネタイズハラスメントに会いがちですが、価値の創造を議論/検討する際に、マネタイズの話をいっさい排除することが大事だと考えます。

株式会社マネーフォワード
プロダクトマネージャー

植竹 広佑

ユーザーが最も求めていることを突き止め、それを解決/体験する流れを全ての文脈に組み込んで構築すること。
サービスによってはデジタルプロダクト以外に関わる部分もあるかと思いますが、そういった部分も含めて全ての体験を作ることが大事だと思います。
そのためには、世の中のサービスをよく触り、自社サービスのことに限らずさまざまな人の意見/考えを聞くことでユーザー・人を理解する土壌を作るというのが地道ですが大事なことと考えています。

株式会社ROBOT PAYMENT

プロダクトマネージャー

立石

顧客の業務プロセスの調査とシミュレーションすること、またそれを顧客に伝えることを大事にしています。

これらを通じて、顧客との期待を正しくつかみ、それを超えていくことができると考えています。

 

例えば、業務ユーザの一日の流れや、そのタイミングでの気分等までヒアリングしたり、想像したり、導入説明の際には、「朝出社してメールを確認すると同時に、この画面を開いて・・・」等、具体のシーンまで言及するようにしています。

株式会社Granty
代表取締役CEO

松原 泰之

日常の中にある僕にとっての卓越したユーザー体験を考えてみると、次のようなものがあります。

・みてねの1秒動画やGoogleフォトの思い出機能:過去の自分のアクションに基づいて、想定していなかった新しい価値を提供してくれる

・イレブンカット(1000円カット的な):会話も不要で10分程度ですぐ終わる、安いからさっぱり状態を頻度高められる

ちなみに、Googleフォトの思い出機能の正式名称が分からなかったので、ググってみたのですが、「消し方」「うざい」というワードがサジェストされ、驚きました。まあ、でもそういうことですよね。卓越したユーザー体験のためにはターゲットを絞ることが重要だと思います。

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