ディスカバリープロセスはどのように行なっていますか?特に重視していることは何ですか?

回答者(6名)

アンドエル株式会社
取締役COO

野口 大貴

現在はシードラウンドでプロダクトを立ち上げ、ニーズがあるかどうか検証しているフェイズ。

ユーザーが本当に買ってくれるかをできるだけリアリティ持って速く把握できるような検証プロセスを意識しています。

そのためにはユーザーインタビューでインサイトを掴みにいくこともあれば、プロトタイプをテストすることもありますし、場合によってはすっ飛ばして実際に売って検証することもあります。

STORES株式会社
シニアプロダクトマネージャー

浅田 純史

コアターゲットを明確にしたうえで、そのターゲットに5人(社)ほどヒアリングを行う。

そのターゲットの課題、課題を解決するソリューション、それを解決することで得るターゲットの価値が正しいかどうかを検証していきます。

特に価値については、お金を払っても得たい価値なのか、その価値を代替手段で行うときにかかるコストを把握することでお金を出しても解決したい問題なのかやプライシングに役立てることができます。

エムスリー株式会社
プロダクトマネージャー

岩田 彬広

これだけで本が一冊書けるような内容なので、網羅的にというよりは私が今意識していることを列挙します。
顧客はどのお財布や予算でこの商品を購入するのか?を考える:基本的に新しい予算を捻り出すことは難しく、今買っている何かを代替するものとして売り込むことがマーケティングとしては鉄則。かつその予算の天井(ほぼTAMと同義)を考えながら商品そのものを必要に応じて再定義していく
イノベーター理論に則る:新しい商品を買いたいという人は、せいぜい2,3割くらいしかいない。逆に10割の人が買いたい商品はそもそも新しくなかったり商品のイメージが正しく伝わっていない可能性が高い。この2,3割に会うためには最低でも5回、多くの場合は10回程度は顧客に会ってプレゼンする必要があるし、最初の数回はおそらく全く刺さらない。営業さんのように折れない心が必要。こちらは弊社テックブログもぜひご参照ください

ビジネスオーガナイザー

渡邉 侑

一般的なプロセスとしては、N1インタビューをやったり、SQLを書いて分析したりします。重視していることは「事前準備を厳かにしないこと」です。ディスカバリープロセスの本質は「不確定要素を取り除くこと」にあるので、当該過程で何に白黒つけたいのか、を明確にしておくことは有効だと考えます。(=イシューの定義)

株式会社エンペイ

プロダクトマネージャー
根津 宏和

課題を検討し、その課題に対するソリューションの仮説を立て機能イメージを作成し、ヒアリングとともにその仮説を検証するプロセスを取っております。顧客が課題に気づいていないケースもあるので、より具体的に課題と解決策のイメージを共有することを大切にしています。

株式会社Granty
代表取締役CEO

松原 泰之

ミッション・ビジョンからの逆算と、手中の鳥の原則(自分が何を持っているかを知り、自分の持っているものから始めようという考え方)の両側から、顧客・問題・ソリューションの仮説を考え、小さく実験するようにしています。仮説検証を進める上では、状況に応じて柔軟に変化し、朝令暮改も厭わないです。

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