リリースした施策が思うような結果が得られなかった場合、どのように評価しますか?また、ネクストアクションはどのように考えますか?

回答者(4名)

Amazon (New York office)
シニアプロダクトマネージャー
横野 薫

ユーザーインタビューをします。新しい機能を知っているかどうか、使ったことがあるか、使ってどう感じたか、を主に聞きます。機能を知っていない場合、マーケティングやGTMに改善の余地がある可能性があります。知っていたが使ったことがないのでれば、その新しい機能をそもそも必要としていないのか、リリースが分かりにくかったなどの可能性があります。使ったことがあって満足度が低い場合は、その理由を聞き、次回の機能改善に繋げます。

株式会社エンペイ
プロダクトマネージャー
竹村 淳

各施策、実施前にDesign Docで仮説や評価方法を定義しているため、どの仮説が間違っていたのかなどを評価しやすいようにしています。
その上で、うまくいかなかった施策については
・なぜ思うような結果にならなかったのか、改善できるところはあるか、を考えます。
・案件によっては、経過観察会という場をチームで開き、そこで話し合うこともあります。

株式会社ROBOT PAYMENT
プロダクトマネージャー
こうへい

ユーザーを中心に考えることです。ビジネスや開発の側面から多くのやり取りがあり、それらの視点からの課題に深く関わることが多いため、無意識のうちにそれらを優先してしまうことがあります。しかし、ユーザー不在のプロダクト作りを避けるためには、最後の砦を守るかのような強い意志で、ユーザー中心の姿勢を忘れずにいることが大切です。

施策を行うにあたって、仮説を前提にKPIやモニタリング指標の設計していると思うので、それらに対して計画値と実績値のギャップを分析します。ギャップが大きい指標を中心に、なぜ乖離が起こっているのかを定量データや定性データも含めて明らかにしていきます。その際に、顧客、課題、ソリューション、プロダクトどのレイヤーでのギャップなのかを区別して捉えることが重要だと考えます。ターゲットとしていた顧客とは別のセグメントの顧客の方が反応率や利用率が高く、ターゲット選定から見直すべきだという示唆が得られることもあります。もちろん、課題やソリューションとセットなので、特定の先行指標のみを見て判断を誤らないようにすることは気をつけないといけません。

質問を投稿する

現役のプロダクトマネージャー(PM)に回答してほしい質問がある方は、「質問を投稿する」ボタンから投稿ください。(匿名で質問可能)

回答者になる

回答者になっていただける方は、「回答者に申し込む」ボタンからお申し込みください。