お客様思考が強く自律的な組織作りが得意なheyのPMから学ぶ!エンジニア経験なしを強みに変える方法

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今回は、ヘイ株式会社でSTORES プラットフォームと新規事業領域のシニアプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める、浅田 純史さん(@break_an_egg)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

浅田さんは、ヤフー株式会社のEコマース領域の営業としてキャリアをスタートさせた後、審査業務のドメインエキスパートとなって、IT化が求められた際にプロダクトマネジメントに携わるようになった。その後は、DeNAやリクルートでPMや事業責任者を歴任し、さらに、アジャイルコーチとして様々なクライアントのアジャイル開発やプロダクトマネジメントを支援する活動まで経験し、昨年10月にheyにジョインした。

エンジニア経験が無いからこそ、エンジニアが働きやすい環境を作ることを重視され、エンジニアとの対話を通じてメンバーが自律的に働く環境を作ることができる強みに昇華させた。また、Howはエンジニアに任せることができているからこそ、PMはお客様の解像度を上げ、Whatを考えることに注力できているのだろう。
今回の記事は、特に非エンジニア出身のPMにこそ、読んでみて欲しい。

この記事は100人100色のプロダクトマネージャーのリアルを知るためのインタビュー記事「PdM Voice」の連載第28回目の記事である。

各プロダクトのクロスユースを促す基盤と新規事業を牽引するシニアPM

PMノート編集部 マツバラ(以下、PMノート):まずはご自身の仕事について教えてください。

浅田:ヘイ株式会社でSTORES プラットフォームと、新規事業のシニアプロダクトマネージャーをしています。
heyは、「STORES」というブランド名で4つのサービスを展開しています。ネットショップを作るための「STORES」、お店のキャッシュレスをかんたんにする「STORES 決済」(旧:Coiney)、予約の「めんどう」をなくす「STORES 予約」(旧:Coubic)、ネットショップとひとつになった新しいPOSレジアプリ「STORES レジ」があります。
私が見ているSTORES プラットフォームとは、そういうプロダクトがあるわけではなく、これら複数の STORES サービスをクロスユースしてもらうことを推進する部門です。
複数の会社が統合して現在の状態にあるので、例えば「STORES」と「STORES 決済」のログインIDが共通になっていないといったような問題があります。その状態では、クロスユースしていただく際に、オーナーさんたちのハードルになってしまうので、IDを共通化する取り組みを推進しています。
また、顧客管理機能やメルマガ送信機能なども各サービスに存在していたりするので、共通化しながら、どのサービスでも求められる機能を開発しプラットフォームとして提供するようにしています。

加えて、「STORES」は実店舗をお持ちのお客様をターゲットにしているのですが、デジタル化するところをまるっとサポートできるようなエコシステムを実現したいと考えており、「STORES」が提供するサービス領域以外のオーナーさんの業務(採用や経理などバックオフィス系)は素晴らしいプロダクトがたくさんあるので餅は餅屋に任せながらも、APIでデータ連携してオーナーさんの作業の効率化や自動化を行えるように取り組んでいます。

新規事業の検討の一つとしては、CRMの領域でこれから具体化していくフェーズです。
現在は、お店を作ることや、予約サイトを作ったり、レジを用意するとか、お店を開店するプロセスは、私たちがサポートさせてもらっています。
開店した後も、営業やカスタマーサクセスのメンバーがお店の売り上げを上げるためのアドバイスや施策提案を行なっているのですが、集客やリピーター獲得するところは、プロダクトとして武器を用意できてないため、SNSやLINE公式アカウントの活用を促している状況です。
今後は、オーナーさんが集客しやすくなるようにSTORESとして武器を提供することを目指し、集客分野の強化に取り組んでおります。

事業責任者やプロダクトチームと協力し「お客様思考」でプロダクト開発に臨む

PMノート:所属組織におけるプロダクトマネジメントのミッションは何ですか?

浅田:heyのPMを一言で表すと、「プロダクトの何を作るかを決める人たち」ということになります。heyは各プロダクトごとの事業部制組織となっており、事業責任者とPMが1対1で存在し、事業責任者がP/LやKPIに責任を持ち、営業やマーケティング組織を監督しています。事業責任者が立案した目標・KPIを達成するため、プロダクトの優先順位やロードマップを策定することがPMの役割となります。

もう1つ、PMの重要な役割として、何を作るかが決まったら、具体的にどのような機能・UI/UXにしていくかを決めるという仕事があります。実際にオーナーさんのお店に行ってユーザーインタビューをしつつ、こういう機能を盛り込もう、こういうUI/UXにしようといったことを整理していきます。それらのより詳細な仕様、すなわちHowの部分はエンジニアやデザイナーが検討し、具現化していきます。

また、法律的な要素が絡む場合は法務と、プレスリリースの部分は広報と、などといったステークホルダーとも連携しながら、個々のプロジェクトマネジメントを行っています。

PMノート:具体的な仕様をエンジニアやデザイナーが主担当となって行っているようですが、メンバーがかなりプロダクト思考でプロダクト開発に取り組める組織なんですね?

浅田:「お客様思考」だと思っています。heyは本当にお客様が大好きなメンバーばかりです。Slackにお客様の声が上がってくるチャンネルがあるのですが、それを見ながら、『これはどういう意図なんだろう?』と盛り上がったりしますし、また、エンジニアやデザイナーも我々とユーザーインタビューに赴いたりしています。

PMノート:担当プロダクトの課題は何ですか?また、どのように解決しようとしていますか?

浅田:まずはプラットフォームの方ですが、先ほど述べたように、ログインIDが共通になっていない問題があるので、ID以外の要素も含めて共通化することが課題です。
それぞれ仕組みが異なるので、どうやれば統合できるだろうかと、現状は各プロダクトがどうなっているのかを把握しているところです。特に、IDの統合については、どのように移行していくのかという点がポイントになり、検討事項が多いです。

過去に、モバゲーやヤフーでもプラットフォームを担当していましたが、プラットフォームは作るだけじゃダメで、ちゃんと使ってもらなきゃいけないんですよね。現場から『使いづらいから使わない』と言われてしまうとムダになってしまうし、各プロダクトに合わせて作り直さないといけない状況も避けなければいけない。
だからこそ、やるべきことは、どういうプラットフォームになっていたらみんなが使いたくなるかということを突き詰めることと、プラットフォームに乗る意味を社内のメンバーにもオーナーさん達にもちゃんと理解してもらうことだと思います。

新規事業、すなわち0→1の領域は、オーナーさん達がお店の出店が容易にできるようになっているものの、そのお店でいかに売上を立てていくのかということが難しくなってきている点が課題だと捉えています。実店舗の場合、商圏が決まっていて、本来ならその地域でNo.1になれば良かったのが、インターネットでお店を出した時点で、いきなりAmazonや楽天と戦っていく全国大会に出場という格好となってしまいます。それをいかに全国大会にならないようなフォーカスの仕方ができないか、ということをもっと考えられたらと思っています。

あとは、CRMというものをオーナーさんがもっと身近なものだと感じていただけたらなという思いもあります。『CRMって、メルマガ送ることですよね?OMOってマックがやっていることですよね?だから自分達がやるイメージが持てないんですよね。』というご意見をよく伺います。しかし、CRMって日本語にすると「接客」を意味するので、普段お店で常連さんにおまけをあげたり、『◯◯さん、こんにちは!』という挨拶をすることも、CRMのはずなのに、横文字で表現した途端に『CRMやってません』という反応が返ってきてしまう。そうではなくて、「普段オーナーさんがやっていることにデジタルでできることを追加するだけ」「メルマガは簡単であり、こういう目的のためにやった方がいい」ということに気付いてもらえるようにできたらと思っています。

PMノート:プロダクトマネジメントトライアングルを元に、具体的な業務範囲を教えてください。

浅田:STORES プラットフォームに関しては、その性質上、開発者よりの業務を中心に行っています。新規事業については、お客様との関係性が大事なので、「顧客とビジネス」の領域に重きを置いています。
現在のフェーズ的に「顧客と開発者」の領域はあまりやっていないですが、今後グロースするフェーズに移行したら、取り組んでいく範囲になると思います。

ヤフオクの審査部門経験を活かしてPMに転身し、モバゲーやAirレジ海外版の責任者を歴任

PMノート:これまでのキャリアを教えてください。

浅田:最初は2006年にヤフー株式会社に新卒入社し、Yahoo!ショッピングやYahoo!オークション(以下、ヤフオク)に出品する店舗を対象とした営業に従事していました。最初の2年くらいはクライアント獲得の営業をしていましたが、獲得するだけでは売り上げに繋がらないため、店舗の販売支援も行っていました。

私はヤフオクをメインに担当していましたが、2007年〜2008年頃はヤフオクで詐欺事件が多く取り沙汰され、偽ブランドや盗品の取り扱い、また、お金を持ち出して夜逃げする店舗が相次ぎ、私自身のクライアントにも夜逃げされるという局面にも遭遇しました。
そのため、それを取り締まる部署が必要となり、審査部門が立ち上がりました。その部署では、違反商品の削除、偽ブランド品の取締やパトロール、請求回りで怪しい動きをしているクライアントの監視など、手作業ではとても対処しきれない業務量となっていたため、自動化を進めることになり、業務に詳しい人間として開発と接点を持ってPM的なことをやってみないかと本部長から声を掛けられたことが、ものづくりに携わる始まりでした。

審査周りを皮切りに、その後、カートや決済、商品検索といった領域に手を広げていくことになりました。こうした経験を積み重ねることで、自分は開発メンバーと同じ釜の飯を食って汗を流していくことが好きなんだと気づき、プロダクトマネージャーとしてのキャリアを確立させたいと決意をしたのですが、もっと開発スピードが早い環境に身を置きたいと考えるようになりました。開発スピードが早い業界=ゲーム業界、という発想から、DeNAへ転職しました。

DeNAではモバゲーのPMに携わり、その後、前職でも経験のあった決済周りでもPMを務め、それから広告やアバターにも関与していくうちに、気づいたらモバゲー全体の責任者を担当するまでとなりました。それを2年程経験した後、DeNA退職までの半年間はデジタルマーケティング部のマネージャーを務め、当時流行ったYouTuberにゲームをしてもらう広告の企画を手がけるなどしておりました。

PMノート:審査部門の業務におけるドメインエキスパートとしてプロダクト開発に携わるようになってPMに転身されたお話は、PMへのキャリアパスの多様性を感じて興味深いですね。その後はどのようなキャリアを歩まれたのでしょうか?

浅田:ものづくりから離れたことで悶々と過ごしていた中、リクルートでAirレジを作っている人と仲良くなり、よく飲みに行ったのですが、Airレジの海外版を作りたいという話を伺いました。ITで日本から海外へ挑戦するということはなかなかできないことだと感じたので、その話に飛びついて、リクルートライフスタイル(現・リクルート)に転職し、Airレジの海外版プロダクト責任者となりました。

ですが、組織は責任者である私1人。営業も開発もいないどころか、海外のどの国向けに展開するのか、そもそもなぜ海外版を作りたいのかすら決まっていない状況でした。そのため、社長や取締役と議論し、事業のゴールやWhyを決めることから始める必要がありました。

その後、東南アジアを皮切りに、色んな国のレジを見て回るという旅に出ました。そこで、レジは単なる現地語へのローカライズをするだけではなく、各国の税制、チップ文化の有無、法令に基づいたレシートの出力仕様の差異などに気づき、レジの奥深さを痛感しました。そして、海外の中でもブルーオーシャンだと見立てていた東南アジアをターゲットに、3ヶ月で英語版Airレジをリリースし、それが当たって、その後、アメリカ版、中国版、EU版を1年半で展開しました。

しかし、ここまでAirレジをグロースさせたことは非常に楽しくてやりがいを感じていたものの、やり切った感が出てきました。そんな時、DeNAでスクラム開発を推進していた頃にお世話になったアジャイルコーチの方から「教える立場になってみないか?」と声が掛かり、アジャイルコーチのサービスを展開する会社に転職しました。約6年間、様々なクライアントへのコーチングやクライアント先での業務委託でプロダクトマネジメント、PM育成にも携わってきました。

教える立場も面白いと感じた反面、また第一線でPMとして働きたいなと思うようになりました。色んな企業を見てきた中で、社員皆さんの主語が「お客様」と、とてもお客様愛が強い印象を受けたことに感銘し、2021年10月にヘイ株式会社に入社しました。

PMノート:1つのプロダクトを作り上げてグロースさせることにも面白みを感じていらっしゃる要素はあるものの、それにどっぷり浸かるというよりかは多種多様なポジションやプロダクトを渡り歩いている印象を受けるのですが、どういった志向をお持ちでしょうか?

浅田:良くも悪くも飽きっぽいところがあると思っています。どんどん新しいチャレンジをしていきたいという思いは持っていて、幸いなことに、ある程度自分の中での成功が見えてきた頃に次のチャレンジについてお声がけ頂き、じゃあ次のチャレンジに行ってみようという感じでキャリアを積んできたように思います。

また、お話したことからお分かりかと思いますが、混沌としている所をきれいにしていくことが自分のバリューだと感じており、それを求められると俄然挑戦したいという気持ちがより強くなりますね。

PMノート:PMとしてのご経験の中で、自慢できる実績を教えてください。

浅田:モバコインカードは現在でもコンビニに置いてあり、家族や祖父母でさえも存在を知っていて、それを手掛けていたといえるのは自慢です。コンビニという存在はデカいですね!
また、海外向けのプロダクト作りに携わってきた経験自体も誇りに思っており、全然英語ができない中で、英語を習得しながら仕事できたことは良い経験でした。

エンジニア経験がないからこそ、エンジニアが働きやすい環境を作り、Whatに注力する

PMノート:働く上での行動指針や大切にされているマイルールを教えてください。

浅田:「即断即決して、開発の人たちの手が止まらないようにする」を大事にしています。
私は、経歴的にエンジニアから入ってきたわけではないので、コードも書けなければデザインセンスがあるわけでもない。だからこそ、誰よりも、エンジニアやデザイナーがいかに気持ち良く働けるかを考えるようにしています。

PMが決めないから作業が止まってしまっているのは嫌で、相談が来たら理由と合わせてすぐに答えられるようにすること、物事を先回りして考えることを心がけています。
また、エンジニアたちがどういうことを用意すれば働きやすくなるのかを、エンジニアに聞いて素直に傾聴することも重要だと思っています。

PMノート:エンジニア経験がないことにより苦労したことはありますか?

浅田:初めてPMを経験した時、エンジニアが何を言っているかわからないというところからのスタートで、エンジニアとの信頼関係を築くことに非常に苦労しました。
プロダクトの「マネージャー」という気負いもあって全部自分が分からないといけない、やらないといけないと思っていました。

しかし、エンジニア出身でないPMの先輩から、『エンジニアがプロダクトマネジメントできたら、僕たち要らない存在ですよね?』と言われたのをきっかけに、考え方が変わり、そもそも役割が異なり、またエンジニアが働きやすい環境になるかは僕たちにかかっており、それが自分の仕事だと思うようになりました。
それをきっかけに、エンジニアとの対話を積極的にやるようにしたところ、次第に物事がスムーズに進むようになりました。

また、エンジニアのみんなと同じ釜の飯を食う仲間であるという気持ちでやっている内に、障害が発生した時も、私自身はコードを見ることはできませんが、経験を積むことでここが原因だろうと推測することができるようになったり、エンジニアが障害対応をしている傍らで私はステークホルダーに事象の説明をするという立ち回りが自然とできるようになりました。

よく新卒やかけだしのPMから『プログラミングの勉強をしたほうがいいですか?』と聞かれることがあります。
勉強したい気持ちが強ければすれば良いと思いますが、『大事なのはそこじゃない』ということは言うようにしています。
PMで戦っていくのであれば、プログラミングを勉強したところで、エンジニアに勝てるスキルが身につくわけではない。餅は餅屋だと考えており、我々の陳腐なHowよりも、エンジニアに洗練されたHowをお願いして、我々はWhatを考えるべきだと考えています。

PMノート:具体的に、若手の方にどういうスキルを身に付けていくべきというアドバイスをされていますか?

浅田:とにかくお客様に会いにいき、解像度を高める事です。
BtoBサービスだったら、バイトしてみるくらいの気持ちで、実際にその仕事や業務などに触れてみなさいと伝えています。

もし、今の会社で新卒PMを取ることになったとしたら、入社後3ヶ月〜半年は、CSや営業に配属させ、実際にお客様の理解を深める取り組みに従事させると思います。
そこでお客様がどういうことで困っているのか、我々のプロダクトにどういうことを期待しているのか、ということを理解しないとBtoB系サービスのPMを務めるのは難しいと思います。

アジャイルコーチの経験を活かして自律的なチームを作る

PMノート:良いチームを作るために心がけていることを教えてください。

浅田:アジャイルコーチをしていた経緯から、「自律的に動けるチーム」を良いチームだと捉えています。自律的なチームは、誰か特定のリーダーが指揮するのではなく、チームの改善を自分達で考えていくことが重要です。

また、得意なことだけをやっていけばスピードは上がっていくけど、自分達がどうやったら成長していくかということも自律的に考えていくことも大事だと捉えています。例えば、仮にAさんが体調不良で2週間休んでしまった、という状況が発生した時に、他の誰かができるようにリスク対策することを、私が言うのではなく、チームが考えて進めていくことが望ましいと考えています。

そして私は、プロダクトオーナーという立場で、チームメンバーをどう支援するかを重点的に考え、メンバーが成長しようとするところを阻害しないように心がけています。

PMノート:自律的な組織を作るためにどのような働きかけをされていますか?

浅田:まずは、みんなが意見を出しやすい雰囲気づくりを大事にしています。
振り返りやミーティングでは、誰も発言しないということがないように、意見をポストイットに書いて発表させたりしています。

また、チームの中に、自律的になってくれるメンバーを見つけて、その人が理想的な動きをするようになったら、だんだん一緒に動いてくれる人を増やしていくイメージで、組織として自律的な動きが取れるようになっていくと思います。

PMノート:続いて、質の高い企画や課題に対して筋のいい打ち手を生み出すために、意識して取り組まれていることはありますか?

浅田:前述しましたが、とにかくお客様の話を聞くことです。
表面的な話だけではなく、とにかく「なぜ」の問いかけを行うことが重要です。
ちょっとした思いつきなどで、『この機能が欲しい』と言われることはよくありますが、『なぜこの機能が欲しいのか?』『もっとこうした方が良いのではないか?』という問いかけを当たり前にできるように心がけています。

おすすめの本は日本を代表するあの漫画

PMノート:プロダクトマネージャーにおすすめの本がありましたらご紹介お願いします!

浅田:学生さんやかけだしPMには「ドラえもん」をオススメします。
なんだかすごく昭和チックな22世紀の未来の道具を紹介しているんですが、そこに結構ひらめきというか、ソリューションの種が埋まっていて、『この道具を現代で実現しようとすると、こういうUIになりそうだ、こういう技術でできそうだ』という感じで考えていくと、アイデアを出す練習になります。

また、若手PMを育成する際の例示として、『空を自由に飛びたいな』という要望に対してドラえもんは「タケコプター」を即座に提案していると思いますが、『まずは、なぜ飛びたいかを聞く必要があるのではないですか?もし、旅行に行きたいのであれば、「どこでもドア」を出すのが正解かもしれませんよね?』なんて話をすることもあります。

相談乗ります

PMノート:かけだしPMやこれからPMを目指されたい方のどんな相談に乗っていただけますか?

浅田:非エンジニア出身のプロダクトマネージャーがエンジニア、デザイナーと良い関係性構築、プロダクトマネジメントができるようになるか、についてお話することができます!

また、その他に以下のような内容についても相談に乗ることができます。

  • Scrumの導入、プロダクトオーナーとしての振る舞い
  • 0から1、1から10といったPhaseごとのナレッジ・ノウハウ
  • 海外版のプロダクト開発のナレッジ、ノウハウ

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最後に

浅田さんのお話はいかがでしたか?

感想や得られた気付き、気になったフレーズがありましたら、「#PMノート」を付けてツイートしてみてください〜!

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