仕組み作りを得意とするMoshのPMから学ぶ!抽象から具体への落とし込みをより良く実践する方法

今回は、Mosh株式会社でプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める、金川英弘さん(@K_Hide1106)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

金川さんは、新卒でリクルートキャリアに入社し、人材紹介事業における法人営業を経験後、社内での異動でPMへのキャリアチェンジを実現させた。そしてHR関連のプロダクトマネジメントに従事する傍ら、Moshに1年半程副業で携わり、2022年、正式にMoshへジョインした。

仕組み作りや全体最適を考えることが得意だと語る金川さんは、リクルート時代に組織のリーダーやマネージャーを経験したことで、抽象度の高い課題に対して戦略を立て、具体的な戦術をチームメンバーへ落とし込んで推進するコンピテンシーを身に付けたと話している。そのコンピテンシーを活かして、Moshではプロダクト組織の戦略立案のみならず、自らが管掌する開発チームで戦略を具現化するためのタスク実行を推進している。今回のインタビューは、戦略(≒抽象)と実行(≒具体)の一貫性が取れたプロダクト組織を作るために必要なスキルやスタンスについて多くのヒントが得られるに違いない。

この記事は100人100色のプロダクトマネージャーのリアルを知るためのインタビュー記事「PdM Voice」の連載第34回目の記事である。

ネットでサービスが売れる個人ブランド支援サービス”MOSH”のPM

PMノート マツバラ(以下、PMノート):まずはご自身の仕事について教えてください。

金川:Mosh株式会社でPMとプロダクトオーナー(PM全体を取りまとめる責任者)を務めております。プロダクトオーナーとしてプロダクト全体の中長期戦略の立案や開発チームの組成・メンバーアサインなどに携わりつつ、3つある開発チームのうち2つのチームでPMとして企画・要件定義・プロジェクトマネジメントなどを担っています。また、プロダクト組織の一員であるカスタマーサポートチームのマネージャーも兼務しています。

法人営業を経て社内で積極的PRを行なってつかみ取ったPMへの転身

PMノート:続いて、これまでのキャリアについて教えてください。

金川:株式会社リクルートキャリア(現:リクルート)に新卒入社し、初めの2年半は人材紹介サービス(リクルートエージェント)の法人営業を担当していました。その後、社内のプロダクト企画に挑戦するために社内で色々根回しやアピールをし、プロダクト企画の部署への異動が叶い、ATS(採用管理ツール)のPMを行ってきました。

初めはジュニアPMとして先輩PMから指導を受けながらタスクを実施し、次第にCSチームの立ち上げとマネジメントに携わったり、データ分析を実践したりと、幅広い経験を積んで、最終的には組織のマネージャーに任命されました。

リクルート在籍中に、現在所属しているMoshで副業する機会が得られ、1年半ほど副業で関わり、昨年9月頃にMoshに本腰を入れたいと決意し、正社員として転職しました。

PMノート:リクルートで法人営業からプロダクト企画へ挑戦するに至った転機は何だったのでしょうか?

金川:元々リクルート入社当初から、フロントに立ってビジネスを広げる側よりも、仕組みやオペレーションを構築して新たな価値を生み出す役割をやりたいという漠然とした思いがありました。一方、最初の配属が法人営業だったので、初めはそこで社会人としてのスキルを身につけていたのですが、その後リーダー的役割を担ったり後輩育成の実績を積むことができたタイミングで、次のキャリアへ進みたいなと考えるようになりました。

社外への転職も検討したものの、プロダクト企画未経験者だと業界ドメイン知識を余程豊富に持っていないとハードルが高いということもあって、社内での異動を目指す方がPMになりやすいと考え、それを叶えられるように根回しやアピールをしてきました。

社内での異動を実現するためにやったことは主に、自組織の上司にYesと言ってもらう取り組みと、異動先のマネージャーと話をして自分に興味を持ってもらう取り組みでした。

前提として、同じ事業本部内での異動だとその本部内の部長同士の合意で異動ができるのですが、本部を越える異動だとさらに上層の管理職の合意が必要、という人事異動の仕組みを把握してからアクションを行いました。まずはじめに行った、自組織のGM(グループマネージャー)と部長から異動についてコンセンサスを得るところは比較的容易に進められました。そして異動先のマネージャーとミーティングをするプロセスでは、自分には営業経験しかないという懸念もあったので、大学院ではデータ分析を行っていたことなども話題に織り交ぜて興味を持ってもらうよう工夫をしてきました。そして、ちょうどプロダクトをどんどん拡充していく流れで増員ニーズが高まり、タイミング良く異動を叶えることができました。

PMノート:リクルート時代に未経験からPMにチャレンジしてみて、大変だったことや苦労したエピソードはありますか?

金川:初めはWebサイトのアーキテクチャすらよくわからない状態だったので、エンジニアやデザイナーとまともに会話ができずに苦労しました。ですが、そばにいた先輩社員がとても面倒見の良い方で、いろんなことを事細かく教えてくれたことで乗り越えられました。そして機能単位や案件単位の粒度でいくつかのプロジェクトを進めていくことで、仕事の進め方を定着させていき、胆力やスキルを鍛えていった感じです。

PMノート:Moshとの出会いと副業のきっかけについて教えてください。

金川:その頃は2020年というコロナ禍に突入した年で、在宅勤務が定着化して通勤時間という概念もなくなり比較的余裕ができてきたので、初めは軽い気持ちで副業というものに興味を持っていました。そんな時、YOUTRUSTでCEOの籔からDMを頂きました。

当時のMoshは創業メンバーの3名と、業務委託やフリーランスのメンバーで構成されていた状況だったので、副業でもチャンスに巡り合える可能性を感じました。そして、リクルート入社の頃から抱き続けていた『人の可能性をテクノロジーで広げていく』という要素をMoshのミッションやビジョンから感じ取ったこともあり、Moshにジョインすることを決意しました。

そこから1年半ほど副業でMoshに携わってきましたが、既にMoshでメインとなるPMが僕であるという認識を感じていたこともあり、どこかのタイミングで決断したいと思っていました。そんな中、2022年の5月にシリーズBの資金調達が成功し、人やプロダクトへますます投資してアクセル踏んでいくぞという機運が高まってきました。

そんなMoshの雰囲気を目の当たりにした僕は、大企業のグループマネージャーという役職に就いてやりがいや楽しさを感じていたものの、「今のMoshを逃してしまったらもったいない!」と感じ、フルタイムでMoshへジョインしようと決意しました。

中長期のプロダクト戦略立案と並行してHowを推進するところまで幅広く関与

PMノート:所属組織におけるPMのミッションは何でしょうか?

金川:プロダクトオーナーとしては、中長期のプロダクト戦略を考える役割を求められており、週次で経営メンバーと打ち合わせをして認識をすり合わせたり、それに基づく組織構築や採用活動などの実務を行なっています。

そして、プロダクトオーナーとしての自分が整理した方針やKPIなどを各開発チームに割り振った後、目標達成に向けてロードマップ策定したりプロジェクトを推進する役割をチームのPMが担っています。

中長期のプロダクト戦略を考えていくことに比重を高めているものの、僕自身がPMとしてHowの推進もしていかないと回らない現状なので、両方の役割を兼務している状況です。

PMノート:中長期のプロダクト戦略の立案について、どのくらいのスパン、どのようなスコープを対象に行なっているのでしょうか?

金川:Moshが置かれているステージを鑑みて、目下は1年先のスパンを見据えた戦略立案をしています。また、僕が立案に関わっているスコープについてですが、弊社の経営戦略に紐づく戦略は大きく『事業戦略(事業収益やコストに関わる分野)』と『プロダクト戦略(プロダクトの成長に関わる分野)』に大別され、後者を僕が担う構造となっています。前者はBizのマネージャーが担当し、上位概念である経営戦略は僕も議論に参加しながら、メインはCEOが整理している領域です。このような体制で、経営戦略に基づいてプロダクト側とBiz側がどういう戦略を立案実行していくかを適宜すり合わせをしています。

PMノート:具体的な業務内容を、プロダクトマネジメント・トライアングルに照らし合わせて教えてください。

PdMトライアングル_金川さん

金川:プロダクトオーナーという役割を担っているため、濃淡はあるもののほぼ全てに関わっているのですが、時間比率的にPMとして『開発者とビジネス』の領域が最も多く関わっている状況です。『開発者と顧客』の領域は、CSのマネジメントをしているものの実務はほぼメンバーで実施していますし、データ分析もあまり時間を取って実施していない状況です。『顧客とビジネス』については、プロダクト戦略を考える上でマーケティングの観点で実務を行うことはあるものの、パートナーシップやビジネスデベロップメントはBiz側で担当しています。

PMノート:PMとして得意な領域について教えてください。

金川:1つ1つの個別の議論よりも、全体としての方針をどう立てていくかを考える方が強いと思っています。また、リクルート時代はBtoB Saasのプロダクトにずっと従事していて、現在のMOSHも業務支援ツール的な要素が多いため、BtoBプロダクトをマネジメントしていく知見は多いかと思っています。

リーダー・マネージャー経験によってProduct Strategyコンピテンシーを伸長

PMノート:続いて、『12PMコンピテンシー』を用いて、金川さんのスキルや強みについて掘り下げていきたいと思います。特に高くスコアリングされているのはProduct Strategyとお見受けしましたが、どのような経験を通してスキル開発されてきたのかお伺いしてもよろしいでしょうか?

金川:リクルート時代は「より難しく大きい案件を担当したい、速くグレードを上げて成長したい」と常々マネージャーに伝え、かつそれが実現できるように、先輩が取り組んでいる課題を勝手に自分でも考えて提案したりしていました。今から考えるとこういったスタンスや、自分が行動することで得られた機会のおかげでリーダーやマネージャーへとステップアップしていけたと考えています。そしてステップアップした結果として、さらに抽象度の高い課題に対して解を出し、筋の良い戦略を立てて配下メンバーへ落とし込んで推進していくことが強く求められるようになりました。このサイクルを速くまわせていたことが、結果的にProduct Strategyの強化に繋がったと考えています。

PMノート:Product Strategyが強い一方で、実行局面であるProduct Executionのスコアも高いようです。リクルートでは早い段階で戦略立案などに関わってきたので、Product ExecutionはMoshでPMとして取り組んでいくうちに高めてこられた感じでしょうか?

金川:いいえ。リクルートでは早い段階で戦略立案などに関わったとはいえ、未経験でPMに挑戦し始めた時は、先輩PMから基本的なことをたくさん叩きこまえてスキルを身に付けていきましたので、要件定義やデザインのスキルはそのころに身に付けたものです。まだ未熟な中では量でカバーするしかないと思っていたので、まずは人並み以上のアウトプット量を出すように常に意識し、それを徐々に質へと昇華させていけたのかなと思います。

一方、僕自身は大学院で少しプログラミングを経験したものの、エンジニアリングの実務には関わったことはありません。そんな中、現在のMoshはCTOがテックリードを兼務している状態でリソースが足りておらず、具体的なイシューやリリース単位の分割を検討するなどは一部僕が補っております。さすがに前職ではそこまで経験したことがないので、少し頑張ってキャッチアップをしなければならないと感じています。

PMノート:これまでリーダーやマネージャーの経験はあるものの、リーダーシップなどInfluencing Peopleのスコアが少し低く見える印象ですが、どのように評価されていますでしょうか?

金川:確かにリクルート時代にリーダーやマネージャーの経験を通してリーダーシップを取ってきた自負はあるものの、現在の時間比率はProduct StrategyやProduct Executionの比重が高いと思うので、それを踏まえるとInfluencing Peopleの比重は下がるかなと思います。

トップクリエイターにもっと満足を提供するために取り組んでいること

PMノート:現在、向き合っているプロダクト課題は何ですか?また、どのように解決しようとしていますか?

金川:これまでのMOSHは、例えばヨガレッスンなどをオンラインで提供する幅広いクリエイター(MOSHでサービス提供するユーザー)の方々をターゲットとして、予約ページ作成・予約受付・決済といった一連のワークフローをシンプルに実現できるプロダクトを目指しておりました。ですが今後は、変わらずシンプルでわかりやすいUXは維持しつつも、1人あたりの販売額が大きいトップクリエイターの方々にも積極的に利用いただくための機能開発を進めております。そうした方達をターゲットとした戦略のステップを描いて、どういう優先順位で進めていくかを重点的に検討している真っ最中です。

PMノート:『トップクリエイターに満足に使っていただいている状況』と現状とのギャップについて教えていただくことはできますか?

金川:たとえば1つは、デザイン性の課題があります。現状のMOSHのUIはスマホ最適で制作されているため、PCでの閲覧ニーズのあるサービス購入者様にとっては見づらさの原因にもなっていると感じています。トップクリエイターの方々になると、よりブランド価値を大事にされるため、1人1人にあったブランドイメージを表現できることは重要になると思っています。

他の例としては、動画コンテンツの提供機能があります。今までMOSHを利用いただくクリエイターは主にZoomを利用したオンラインでのライブレッスンを提供されるケースが多かったのですが、Zoomのアーカイブを保存したり、より作り込んだ動画コンテンツを売りにするクリエイターが増えている状態です。現状のMOSHでも動画アップロード機能はありますが、サービス購入したゲストにとってもより使いやすく、クリエイターのサービス購入を継続しやすいUX設計が重要だと捉えています。

他にも例えば、オンラインだけでなくオフライン店舗のようなユースケースを強化していくのか?などいくつか価値提供の切り口があるため、それらを見渡しながら今後どのようなユースケースを優先的に強化していくかの取捨選択を行っています。

PMノート:toB向けのプロダクトはtoC向けと比べてデータが取りにくいというお話をよくお伺いするのですが、それを踏まえて戦略の意思決定をする際に工夫されていることはありますか?

金川:おっしゃる通りデータ収集については課題感を抱いています。戦略立案や実行を進めるために色々手を動かしていて回っていないという事情もありますが、そんな中でもいくつかの一次情報や拾える範囲で定量情報を収集して、それらを組み合わせた意思決定を行っています。ただ、本来我々が意思決定する上で必要なデータが全て取れるわけでもない状況で、かつ画面遷移もtoC程深掘って分析することに意味を成さないため、意思決定を行う上で現時点で最も大切にしているのはユーザーインタビューで収集できる一次情報です。

幸いにもユーザーとの距離が近いので、ユーザーインタビューは多い時期だとほぼ毎日行っており、僕だけでなくエンジニアとデザイナーにも参加してもらって顧客理解に努めています。こうして収集した情報を大切にし、それ以外に参照可能な定量情報を組み合わせて分析や意思決定を行っています。

マイルールは『違和感があることはちゃんと発言する』など

PMノート:大切にしているマイルールを教えてください。

金川:当たり前かもしれませんが、『違和感があることはちゃんと発言する』ことは意識しています。前職でも、誰が発言しているかということよりも、コトに向き合うというカルチャーを叩き込まれてきましたので、僕の中ではかなり徹底的に実践しています。その他にも、『間違ってもいいから自ら進んで原案を出す』とか、『手段よりも目的を大事にする』といった点は重視しています。特にマネージャーになってからは、自分の思考回路・スタンスを事前にメンバーに理解してもらうことが重要だと思うようになり、これらの大切にしている価値観を『金川が大事にしていること』という取説のような形で社内で公開しています。自分の考えが絶対とは決して思わないですが、「なぜこの人はこの発言をしているのだろう?」という前提の齟齬が生まれないようにしたいという意図です。

エンジニアやデザイナー含めチーム一丸となって良いものを作る意識の醸成

PMノート:良いチーム作りのために工夫していることはありますか?

金川:対エンジニア組織の中では、エンジニアやデザイナーたちにもユーザーインタビューに同席してもらって、PMだけではなくチーム全体で良いものを作っていこうという意識の醸成を図っています。対PMに対しては、強みと弱みは人によって様々なので、それぞれの強みを引き出したり弱みをどう補完していくかを意識した組織づくりをこれから取り組んでいけたらと考えています。

なお、エンジニア組織は”Team Topologies”をベースとしたチーム割りを行っております。主に組織設計に関わっているのはエンジニアリングマネージャーですが、僕も彼らと議論しながら、​​ストリームアラインドチームやコンプリケイテッドサブシステムチームなどを組成し、できる限り物事がチーム内で完結するような仕組みを検討し続けています。

具体的な事実に着目して質の高い企画を生み出す

PMノート:質の高い企画や課題に対して筋のいい打ち手を生み出すために、意識して取り組まれていることはありますか?

金川:ユーザーがどのような行動をとっているのかの、具体的な事実に着目するようにしています。

1つの方法としては、新しく利用開始したクリエイターの情報を通知するSlackチャンネルがあるため、今まで想定していなかったようなユースケースが出てきた場合には特に注目して見るようにしています。MOSHはヨガ・フィットネス・コーチング・占いなどの幅広いジャンルで活用いただいており、かつユースケースとしても1:Nのオンラインレッスン・動画コンテンツ提供・店舗の予約など多岐にわたるため、どのような課題の種があるのか常に目を見張っておく必要があるからです。

またSlackチャンネル以外でも、週次で売上が高かったクリエイターをリスト化して、どのクリエイターがなぜ売れているのかを極力N=1で捉えるようにしております。これらは僕自身も見ているものの、他のPMやBizチームでN=1の事例探索に長けたメンバーも多いため、Slack上でそういった発見や議論が日常的に活発に行われている環境なのもプラスになっています。

もう1つとしては、ありきたりですが上記のようなプロセスでピックアップしたクリエイターへのインタビューも重視しています。両方に共通して言えることは、1人1人のクリエイターにまずは深く着目して、事実を捉えにいくということかなと思っています。

金川さんからのおすすめの本

PMノート:プロダクトマネージャーにおすすめの本がありましたらご紹介お願いします!

金川:プロダクトマネジメントの基礎については、『プロダクトマネジメントのすべて』をよく参照してきました。また、『ストーリーとしての競争戦略』は、戦略立案に関する様々な事例やグロース図の作成方法など、大変学びになりました。
デザインについては『なるほどデザイン』が読みやすく、リクルート時代にデザイナーと会話する際にとても役に立ったと感じています。
また、現在の開発組織は『チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計』を参考に構築・運営しており、組織作りの参考になっています。

相談乗ります|情報整理の手伝い、粗い企画・戦略の壁打ち

PMノート:かけだしPMやこれからPMを目指されたい方のどんな相談に乗っていただけますか?

金川:散らかった状態における情報整理のお手伝い、粗い企画・戦略に対しての壁打ち相手になれます!

また、その他に以下のような内容についても相談に乗ることができます!

  • 効果的なプロダクト作りの体制・フローについて
  • 営業→PMへのキャリアチェンジについて
  • 大企業→スタートアップへの転職について

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最後に

金川さんのお話はいかがでしたか?
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