A. 「ユーザーが欲しいと言ったものをそのまま作る」は好ましいものではないというのがよく言われますが、「ユーザーが求めているものを先回りしすぎても使われない」という失敗体験がありました。(乗換案内サービス担当時、電車の遅延を予測するための機能として「天気の警報/注意報情報」をお知らせする機能を提供しましたが、この機能が遅延の予測に役立つと気が付かれず使われなかった…)そこから「ユーザーの0.5歩先を狙う」ということを意識するようになりました。
A. ユーザーが最も求めていることを突き止め、それを解決/体験する流れを全ての文脈に組み込んで構築すること。 サービスによってはデジタルプロダクト以外に関わる部分もあるかと思いますが、そういった部分も含めて全ての体験を作ることが大事だと思います。 そのためには、世の中のサービスをよく触り、自社サービスのことに限らずさまざまな人の意見/考えを聞くことでユーザー・人を理解する土壌を作るというのが地道ですが大事なことと考えています。
A. 短期的な戦略だけでなく、中長期的な戦略においての立ち位置やつながりを意識しています。 プロダクトは今すぐの売上/グロースも大事ですが、「価値を長く提供し続ける」というのが非常に大事なことであり、売上もグロースもそのためにあると考えています。 そのため、中長期的に行き詰まるようなプロダクトづくりはしてはいけないと思っているので、負債を残さないといったことも含めて中長期的なプロダクトの変化を見据えたものづくりを意識しています。