「マーケティング」の検索結果

ディスカバリープロセスはどのように行なっていますか?特に重視していることは何ですか?

       

Q.ディスカバリープロセスはどのように行なっていますか?特に重視していることは何ですか?

回答者(6名)

アンドエル株式会社
取締役COO

野口 大貴

現在はシードラウンドでプロダクトを立ち上げ、ニーズがあるかどうか検証しているフェイズ。

ユーザーが本当に買ってくれるかをできるだけリアリティ持って速く把握できるような検証プロセスを意識しています。

そのためにはユーザーインタビューでインサイトを掴みにいくこともあれば、プロトタイプをテストすることもありますし、場合によってはすっ飛ばして実際に売って検証することもあります。

STORES株式会社
シニアプロダクトマネージャー

浅田 純史

コアターゲットを明確にしたうえで、そのターゲットに5人(社)ほどヒアリングを行う。

そのターゲットの課題、課題を解決するソリューション、それを解決することで得るターゲットの価値が正しいかどうかを検証していきます。

特に価値については、お金を払っても得たい価値なのか、その価値を代替手段で行うときにかかるコストを把握することでお金を出しても解決したい問題なのかやプライシングに役立てることができます。

エムスリー株式会社
プロダクトマネージャー

岩田 彬広

これだけで本が一冊書けるような内容なので、網羅的にというよりは私が今意識していることを列挙します。
顧客はどのお財布や予算でこの商品を購入するのか?を考える:基本的に新しい予算を捻り出すことは難しく、今買っている何かを代替するものとして売り込むことがマーケティングとしては鉄則。かつその予算の天井(ほぼTAMと同義)を考えながら商品そのものを必要に応じて再定義していく
イノベーター理論に則る:新しい商品を買いたいという人は、せいぜい2,3割くらいしかいない。逆に10割の人が買いたい商品はそもそも新しくなかったり商品のイメージが正しく伝わっていない可能性が高い。この2,3割に会うためには最低でも5回、多くの場合は10回程度は顧客に会ってプレゼンする必要があるし、最初の数回はおそらく全く刺さらない。営業さんのように折れない心が必要。こちらは弊社テックブログもぜひご参照ください

ビジネスオーガナイザー

渡邉 侑

一般的なプロセスとしては、N1インタビューをやったり、SQLを書いて分析したりします。重視していることは「事前準備を厳かにしないこと」です。ディスカバリープロセスの本質は「不確定要素を取り除くこと」にあるので、当該過程で何に白黒つけたいのか、を明確にしておくことは有効だと考えます。(=イシューの定義)

株式会社エンペイ

プロダクトマネージャー
根津 宏和

課題を検討し、その課題に対するソリューションの仮説を立て機能イメージを作成し、ヒアリングとともにその仮説を検証するプロセスを取っております。顧客が課題に気づいていないケースもあるので、より具体的に課題と解決策のイメージを共有することを大切にしています。

株式会社Granty
代表取締役CEO

松原 泰之

ミッション・ビジョンからの逆算と、手中の鳥の原則(自分が何を持っているかを知り、自分の持っているものから始めようという考え方)の両側から、顧客・問題・ソリューションの仮説を考え、小さく実験するようにしています。仮説検証を進める上では、状況に応じて柔軟に変化し、朝令暮改も厭わないです。

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Amazonアメリカ本社のシニアPMから学ぶ!世界トップクラスのエンジニアたちから信頼獲得するヒント

       

今回は、Amazon (New York office)でプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める横野 薫さん(@kaoruyokono)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

横野さんは、三菱商事に入り基幹システム部門でキャリアをスタートし、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した後に、現在Amazon (New York office)でシニアプロダクトマネージャーを務めている。

定量化を強く求められるAmazonカルチャーの中で、Customer Obsession(カスタマーオブセッション、顧客第一の姿勢)を大切にしながら、レコメンドエンジンの継続的な成功の定量化に挑む彼は、プロダクトマネージャーとしてAmazonに入社し、いかに世界トップクラスのエンジニアたちから信頼獲得をしてきたのだろうか?
戦略理解能力を強みに、自己啓発を行いキャリアを切り拓いてきたストーリーも、GAFAMなど米テック企業で働くことを目指す方にとって参考になること間違いなし!

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プロダクトビジョンは誰とどのようなプロセスで決めていますか?

       

プロダクトビジョンは誰とどのようなプロセスで決めていますか?

回答

株式会社ROBOT PAYMENT

プロダクトマネージャー

じゅん

営業、マーケティング、サポートなどの各部署のマネージャーとワークショップを行い決定をしています。具体的には、ビジョンの定義・他社事例を参考にしながら、プロダクトビジョンボードを利用して決めています。

株式会社ヤマップ
プロダクトマネージャー

土岐 拓未

中長期のプロダクトビジョンは常に「ベータ版」としてアップデートし続けています。基本はプロダクト・マネージャーが提案・メンテナンスをしているのですが、経営層・事業責任者・分析チーム・開発チームなどさまざまなステークスホルダーと会話しながら作っており、決まったプロセスは無いというのが現状です。特に難しいのは「何をやるか」よりも「何をやらないか」を決めることであり、それを明言せずにニーズだけを盛り込んだ「最小公倍数」的なビジョンにならないように、シャープにするように気を付けています。ただ正直なところ、プロダクトビジョン作りはとても困難で悩みながら進めています。

株式会社Granty
代表取締役CEO

松原 泰之

これまで個人で運営してきたGranty PMの経緯を踏まえ、社会や企業、個人の変化や課題を捉えながら、会社のミッション「叶う世界をつくる」の実現に繋がるようにプロダクトビジョン「プロダクトチームの熱狂で溢れさせる」を作成しました。

間創業間もない2人の企業なので、PMの役割も担っている私が原案を作成し、共同創業者と協議して決定しました。まだPSFにも至っていない状態で、解こうとするProblemもSolutionもピボットする可能性もあるとしても、プロダクトビジョンを掲げるすることは大事だと思います。

 

なお、前職で担当していたtoCの転職アプリでは、3C(Customer、Competitor、Company)やSWOT(Strength、Weakness、Opportunity、Threat)、STP(Segmentation、Targeting、Positioning)などのフレームワークを参考に定量・定性分析を行い、クリティカルユーザージャーニーによるUX課題の可視化などを活用して、プロダクトチームで目線合わせをしながらプロダクトビジョンを策定しました。

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LayerXのプロダクトチーム

       

LayerXのプロダクトチーム

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Product

バクラク

プロダクト概要

BtoB取引市場にスコープを当て、請求書受取、経費精算、法人カードなど、法人支出管理(Business Spend Management、以下BSM)領域と呼ばれるSaaSを提供しています。

プロダクトビジョン

「圧倒的に使いやすいプロダクトで、ワクワクする働き方を。」

解くべき課題

法人支出管理(BSM)領域の「プロセスのデジタル化」

法人支出管理(BSM)とは、法人がお金を使う全方法(請求書、経費精算、稟議、決済)に対する一気通貫(One-stop)のソフトウェア群のことです。

法人支出管理(BSM)では、こういったソフトウェア群をつかうことで「saving time & saving money」することが目的です。法人支出管理(BSM)によって帳票の自動的なデータ化、会計自動化、稟議申請の簡素化などで「時間を節約」するのに加えて、コストの見える化、集合知によるコストの合理化で「お金も節約」することができるようになるのです。

法人支出管理(BSM)領域は今まで手つかずで、「プロセスのデジタル化」が遅れていました。

 

顧客管理システム(CRM)領域においては、salesforceの登場によりデジタル化が大きく進展し、今までアナログで管理されていた営業活動はデジタル化されました。その周辺をつなぐ業務も自動化/効率化されています。(マーケティングオートメーション、セールスオートメーション、請求/契約管理など)
また単に効率化されるだけでなく、データが一元化されることで経営の意思決定も効率化されました。これによって企業の売上を上げる活動はデジタル化され、非常に生産性が上がったはずです。

 

そのため、法人支出管理(BSM)において、法人支出管理にまつわるアナログ業務の効率化(請求書、経費精算、稟議、支払、税務・監査対応)を進めています。

それだけでとどまらず、法人支出に関するすべてのデータが蓄積されることで、コストサイドのデータ可視化、コストサイドからの経営の効率化・意思決定改善を助けるシステムになっていきます。

法人支出管理(BSM)のインパクト

請求書や経費精算の処理にかけられる人件費は、日本全体で年間3.3兆円(請求書1.1兆円 / 経費精算2.2兆円)にものぼると言われています。

 

単なる時間の節約にとどまらず、企業の購買データが集まることによる購買の合理化/自動化がさらに進むと思います。
バクラクが目指すのは、「業務効率化SaaS」ではなく、「企業にとってなくてはならないビジネスインフラ」なのです。

詳細は、CEO 福島さんのnote「LayerXのバクラクが挑む1200兆円の大きな山『法人支出管理(BSM)』について」をご覧ください。

バクラク3.0に向けた現在地

バクラク3.0に向けた現在地としては、1.5くらいの位置にいると考えています。

 

新規プロダクトの継続的なリリースなどによって導入社数は拡大しており、バクラク1.0の状態は実現できています。
現在は、業務効率化というよりも、いかに業務自体を無くせるかということに取り組んでいます。
法人カードの事業を立ち上げるなど、既にバクラク2.0で構想しているFintech領域の業務効率化に加えてお金の流れをなめらかにすることにも一部取り組み始められており、顧客からの良い反応と法人カードによる業務プロセス変化の影響(法人カードで決済することにより管理部門へデータが先に飛んでくるようになり、データ起点で業務を進められるようになる)に手応えを感じられています。
しかし、「すべての経済活動を、デジタル化する。」のコーポレートミッションに基づくと、請求書がメインであることから日本の商習慣を変えるとこまではいたってないという現状です。
バクラク3.0の状態である、購買データの利活用から意思決定の自動化は、まだまだこれからです。

前述のCEO 福島さんのnote公開の2022年5月頃から現時点で1年半ほど経過しており、新プロダクトがリリースされたり、シリーズ累計導入社数も当時1,500社から10,000社(サービスページより)に拡大しており、爆速成長している状況である。また、2023年11月のプレスリリースで、「シリーズA累計で約102億円を調達完了。海外機関投資家のKeyrock Capital Managementから20億円の資金調達を実施」を発表した。

ロードマップ

プロダクトの成功は3要素をバランスよく成立させること

1. プロダクトビジョン‧ミッションの達成
2. ユーザーへ継続的な価値提供をすること
3. 事業としての継続性があること

短期と中長期の視点を織り交ぜて要望を整理する

まず初めにお客様からの要望は「宝」だと考えています。
一方で、要望数だけを追いかけてしまうと、短期的で凡庸な意思決定を招いてしまいます。そのため、短期と中⻑期の視点を織り交ぜることが大事です。

 

短期と中長期を両立するために、次のような考え方で要望を整理しています。

 

・要望をまとめる際、RICEフレームワークにプロダクトバリューの計算因子を入れて、プロダクトビジョン‧ミッションの実現のための中⻑期要素を入れる
【参考】優先度の計算式:要望社数×Impact÷工数 ※Impactにプロダクトバリューの計算因子を入れる

 

・要望社数だけでなく、事業計画に記載されている社数を、頼れるビジネス組織が達成してくれる前提で、ユーザーへの価値提供を継続するための先んじた開発要素を入れ込む

プロダクトビジョン‧ミッション>プロダクトバリュー>プロダクトロードマップの階層構造で考える

プロダクトビジョン‧ミッション
バクラクでは、シリーズで統合した「圧倒的に使いやすいプロダクトで、ワクワクする働き方を。」を原則掲げています。
意思決定のサイロ化を招きやすいため、個別プロダクトのミッション・ビジョンは非推奨としています。
なお、プロダクトビジョン‧ミッションは、抽象度:高、期間の目安:数年と位置付けています。

プロダクトバリュー

プロダクトバリューは、プロダクトがユーザーや顧客に提供する価値や利益を指します。
各プロダクトで作成します。(下記はイメージ)

なお、プロダクトバリューは、抽象度:中、期間の目安:1年と位置付けています。

プロダクトロードマップ
プロダクトロードマップは、プロダクト開発の計画と方向性を視覚的に示すドキュメントまたはツールとなります。
各プロダクトで作成します。
プロダクトロードマップは、抽象度:低、期間の目安:3ヶ月と位置付けています。

プロダクトに携わる魅力

コンパウンド戦略

コンパウンド戦略を掲げているため、複数プロダクトを独立させるのではなく、連携させる前提でプロダクトを設計する必要があります。

 

コンパウンドスタートアップとは
・創業時から単一プロダクトではなく、複数プロダクトを意図的に提供
・部署でサービスを区切るのではなく、データを中心にサービスを統合する
・プロダクト間の連携の良さそのものがプロダクトである
・複数のプロダクトを管理、ローンチするケイパビリティを持つ
コンパウンドに関しての補足:https://comemo.nikkei.com/n/n7332c93f50c7

 

こちらがLayerXがユニークな点であり、かつ面白く難しい、かつやりがいを感じる部分だと思います。

 

データの連携がとても重要になるのですが、プロダクトの数が増えれば増えるほどデータ連携のパスが増えて組み合わせが爆発し、複数のプロダクトの仕様をキャッチアップしながら体験をより良く作ることは非常に仕様検討の難易度が高いです。
新規参画時のキャッチアップもとても大変だと思います。プロダクトAを担当するとしても、プロダクトB・Cもある程度把握が必要です。

 

しかし、とても大変だからこそ、価値があるプロダクト(業務効率化を超えて業務のステップ自体を無くすことなど)ができるのだと思いますし、コンパウンドスタートアップの面白さであり、やりがいだと思います。

「使われないものを作らない」という価値観が浸透

プロダクトの仕様検討においては、「使われないものを作らない」という価値観が浸透しており、非常に厳しいフィードバックが多い点もカルチャーで、やりがいがあると思います。
参考資料:https://speakerdeck.com/layerx/how-fast-is-the-development-speed

 

BtoBプロダクトはプロダクトのデータだけでは地続きでお客様の体験を理解できないので、ヒアリングが大事で、業務を聞くことが多いです。
ヒアリングを行う際には、「将来のお客様の状態を想像できているのか?」の視点を重視しています。例えば、スタートアップのお客様において、現在の小規模な組織においては一見正しいアプローチに思えたとしても、成長して規模が大きくなった際に、バクラクの使い勝手が悪くなってしまってはいけません。
自分が作りたい機能ではなく、いかにお客様企業を長年に渡ってサポートできるような愛されるツールになるかについて、考え抜かなきゃいけないと思っています。

 

また、「体験をこだわりぬいて作る」ことを意識しており、やりたいと思った時にちょうどいい機能が自動で使われる状態を理想としています。
基本的に、働く人は働く環境やツールを選べないことが多く、不便だったとしてもそれを利用して1日8時間働かなければいけないことが不都合だと感じていますが、バクラクを選んでいただくことでその不都合を感じる人がいなくなる世界観を作りたいと思っています。
そのために、ドメインにディープダイブして、要望の背景や意図を探るようにして、言われた通りに作らないようにしています。

 

さらに、「大きめの新機能は不確実性が高いので、作らない罠にはまらないように注意。トライする不確実性を下げるのが大事。」という考え方もしており、まずは業務に関するプロブレムヒアリングから始め、その後に既存のものを切り貼りをしてライトなプロトタイプ(紙芝居)を作成して解決策の方向性やデータ構造の検討を行うような進め方を行います。データ構造が業務の方向性に直結するので、シンプルさを同居させるために、バクラクを使う上での業務フローをある程度固定化するような工夫をしています。出した機能を引っ込める意思決定は難しいので。

サービスページ

Team

チーム体制

バクラク事業部(Dev)に、プロダクトマネージャー、エンジニア、カスタマーサポート、QA、デザイナーが所属しています。

 

プロダクト1つに担当するPMが1名存在する体制となります。
PM組織としては、CPOの他に、部長、マネージャー、メンバーが所属しています。

 

また、新しいプロダクトを立ち上げたり、データ連携の仕組みを構築するなどは、組織の枠組みと別にProject化して、各部からメンバーをアサインして実行します。プロジェクトオーナーはCPO榎本が担当することが多いです。

 

他に、Enablingグループ(開発者の生産性を上げるための開発チーム)、DevOpsグループ(SREなどを担当するチーム)、MLグループ(AI OCRや機械学習の精度向上を行うチーム)、Dataグループ(データ基盤構築やデータ整備を担当するチーム)、Engineer Officeグループ(エンジニア採用や評価制度設計などを行うチーム)などが存在します。

企画開発プロセス

バリュー・ロードマップの策定

プロダクトバリューは1〜2年くらいを賞味期限としており、ロードマップは3ヶ月を期間の目安としているため、前のQの最後の月の半ばくらいに作成しています。なお、ロードマップの意思決定はプロダクト組織で決める運用をとっています。

施策の優先順位付け

要望の収集→backlog化、backlogの中での優先順位づけはRICEフレームワークをベースに、一部プロダクトバリューや事業優先度などのスコアリングパラメータを参入させています。

スクラム開発におけるPMの業務範囲

開発のスタイルは2週間を1スプリント単位にしたスクラム開発で、各スクラムチームに2〜5名のエンジニアが所属しており、PMがスクラムマスターを兼任しているケースが多いです。

 

ロードマップや新機能に紐づくEpicはnotionで管理しており、PMはユーザーストーリーの作成、要求整理、ワイヤー作成の一部を担い、デザイナーと協力しながら仕上げていきます。それをもとに、エンジニアと協力してテスト観点の整理まで行って要求整理を完了させた後に、データ構造の設計などからエンジニア作業となります。

カルチャー

ユーザーへのアウトカムを生み出すことを第一にしています。とにかく、そのためにたくさんの数のユーザーヒアリングをすることもあります。

カルチャーを表す公開資料
・開発速度が速いとは:https://speakerdeck.com/layerx/how-fast-is-the-development-speed
・「爆速開発×ユーザー体験向上」を実現するLayerX。その鍵となる「地図とコンパス」とは:https://seleck.cc/1544
・PMFを生み続ける意志力:https://speakerdeck.com/naomasabit/willpower-to-keep-creating-pmf
・プロダクトマネージメントとは愛。「二兎を追う仕様」はPdMのプロダクト愛から生まれた話:https://note.com/kazushiro/n/nfd331f7cc8c6

100回以上のユーザーヒアリングを実施

「バクラク経費精算」の開発では100回以上のヒアリングを実施するなど、お客様の真のニーズを見つけ出すことを徹底しています。
100回以上のインタビューを行った結果、プロダクトセンスが磨かれ、いいプロダクトを作ることに繋がったと感じています。

半年ごとに新規プロダクトをリリースし、PMFし続ける

リリースから3年で10000社に導入いただいた理由は、ターゲット企業セグメントでPMFしてターゲット変更してまたPMFすることを繰り返しながら拡大してきたことと、実績として約半年ごとに新規プロダクトをリリースし、新しい業務フローに対応していくことで、お客様が増えていった背景があります。

根底にあるのは、やり切るマインド

膨大な数のユーザーヒアリングや「体験をこだわりぬいて作る」、「二兎を追う仕様」など、妥協せずにやり切るマインドが根付いていると思います。
これは、体験にこだわって作った先に、お客様の喜ぶ姿があると確信しているからです。今となってはお客様に100回以上もヒアリングしておいて、微妙なものを出せないということもありますが、妥協せずにやり切った結果としてお客様にご満足いただき、100回もヒアリングさせていただける信頼関係を構築してこれたのだと自負しています。

PMキャリアラダー

試験的にキャリアラダーを作っており(※取材当時は策定中とのこと)、各階層で影響と責務の範囲や思考や影響の時間軸を定義しています。
ラダーを作っている目的は、ミドルPMを再現性高く育成するための道標としています。(シニアPM〜VPoPのレイヤーを再現性高く産むことは難しい)

イメージ影響と責任の範囲思考や影響の期間
CPO・経営層

責務: 管掌部署
影響範囲: 社会全体

5年〜10年
シニアPM〜VPoP責務: 担当する部署
影響範囲:事業全体
3年程度
ミドルPM〜シニアPMの一部責務範囲: プロダクト・開発チーム・プロダクトフィードバックサイクルを回すためのビジネス組織各所
影響範囲: プロダクト・開発チーム
1年程度
ジュニアPM責務範囲:
所属するプロダクト/開発チームの組織ミッションの達成
影響範囲: 主として所属するプロダクト・開発チームの意思決定
3ヶ月

また、PMが大事にする価値観として「爆速開発力」「プロダクト愛」「100年続くプロダクト」を定めており、それに対して要求する水準を作っています。

 

爆発開発力:ユーザーに素早くアウトカムを届けること。無駄なものを作らない。裏のニーズを見極める。潜在・顕在ユーザーにまっすぐ向かうための力。
プロダクト愛:プロダクトに対する、強力なリーダーと強力なフォロワーシップを併せ持つこと。プロダクト自体の価値の方向性を規定して、やり抜く力。
100年続くプロダクト:プロダクト作りを組織化し、再現性高く誰でも生み出せるようにすること。メンテナンスや運用のことも考えてプロダクトを作っていくこと。

 

例えば、3:ミドルPM〜シニアPMの一部においては、「爆速開発力」として、「機能リリースによる事業インパクトとコスト(費用・運用コスト)を算出できること」や「他のバクラクプロダクトと体験差分のない設計/UX体験を実装できる」などが定義されています。

採用時に求めるPMのスキルセット

プロダクトマネージャーの求人
https://open.talentio.com/r/1/c/layerx/pages/52751

求めるスキルセット(イメージ)

公式ブログ

Person

100問100答

インタビュー記事

X

PMソウダン(有料でのオンライン相談)

カジュアル面談(無料)

PR

採用情報

募集中の職種(一例)

Company

社名

株式会社LayerX

ミッション

すべての経済活動を、デジタル化する。

 

⼈類の未来をより良くする。
そのために私たちは、テクノロジーの可能性を探求し、
経済活動における複雑で⼤きな課題に挑む。

 

仕事や暮らしの中にある摩擦が解消され、
それぞれの創造⼒が発揮されている。
そんな希望あふれる優しいデジタル社会を、
未来に残していくために。

設立

2018年8月1日

代表者

代表取締役CEO 福島良典 代表取締役CTO 松本勇気

本社所在地

〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 2階

ホームページ

株式会社LayerX 稲田 宙人

       

株式会社LayerX
事業開発
稲田 宙人
(@HirotoInada)

相談料金

1,250円 / 1h

相談に乗れること

ゼロイチのSaaSプロダクト立ち上げ・グロースの話をプロダクトマネジメント・事業開発の両面からお話できます!

他に提供できること

・サービス改善のためのデータ分析・施策実施のやり方
・MarTech SaaSの経営・事業戦略の考え方
・アプリビジネス・マーケティングの過去・トレンド・これから

経験職種

マーケティングコンサルタント、経営戦略、プロダクトマネージャー、PMM

インタビュー記事

note

株式会社TimeTree 吉本 安寿

       

株式会社TimeTree
C向けカレンダー共有アプリと日程調整サービス(SaaS)のPM
吉本 安寿
(@YSMTYSTS)

相談料金

6,250円 / 1h

相談に乗れること

新規プロダクトの立ち上げやグロースでのPMの役割についてお話できます。またプロジェクトのチーミングについても相談に乗ることができます。

他に提供できること

・デジタルマーケティングからテレビCMまでの統合的なマーケティング
・PMスキルをどうステップアップしていくかキャリアとしての成長
・サービス改善のための施策の検討やKPIの設計及び効果検証

経験職種

ディレクター、マーケティング責任者、営業、新規事業、CS

インタビュー記事

note

様々な事業ドメインの新規事業経験を持つZOZOのPMから学ぶ!顧客提供価値と事業価値を最大化するヒント

       

今回は、ZOZOでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める福岡 明彦さん(@AkihikoFukuoka)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

福岡さんは、エムティーアイでの企画営業からキャリアをスタートし、クックパッドでの新規事業立ち上げやおいしい健康の創業期を経験し、現在ZOZOでファッションコーディネートアプリ「WEAR」とショップスタッフの販売サポートツール「FAANS」のPM組織の部長を担っている。

様々な事業ドメインでの新規事業経験で培ったビジネス視点とクックパッド社のユーザーファーストな文化から学んだユーザー視点を強みにWEARのプロダクトマネジメントに向き合う姿勢や、新規プロダクトFAANSを立ち上げてPM組織化を実行してきたお話は学びになるはず。

ぜひこの記事から、顧客提供価値と事業価値の最大化のヒントを学んで欲しい!

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デリバリーに強みを持つカオナビのPMから学ぶ!メンバーの主体性を引き出し、生産性の高いチームを作るヒント

       

今回は、カオナビでプロダクトマネージャーを務める大倉 悠輝(@eternalshining)さんに仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

大倉さんは、日テレのIT系子会社と北海道のスタートアップを経験し、カオナビへ入社された。

大きな組織でのプロジェクトマネジメントの実践と、研修やコミュニティでの学習を通じたスクラムの実践によってデリバリーのスキルを磨いた。また、Hulu買収後のローカライズPJTの中で、Huluの元プロダクトマネージャーと出会い、プロダクトマネジメントを知ったことがターニングポイントになっている。
ぜひこの記事から、メンバーの主体性を引き出し、生産性の高いチームを作るヒントを学んでほしい!

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エンペイのプロダクトチーム

       

エンペイのプロダクトチーム

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Product

enpay(エンペイ)

プロダクト概要

enpay(エンペイ)は集金にかかるすべてをキャッシュレス・ペーパーレス化し、集金業務を圧倒的にシンプルにできる集金業務支援サービスです。

簡単に請求を作成することができ、LINEへ請求メッセージを送信、多様な決済手段からお支払いを実施いただくことが可能になっています。

プロダクトビジョン

エンペイのミッションである「やさしいフィンテックを。テクノロジーの力で、新しいお金の流れと社会をつくる。」の実現を目指して、プロダクトバリューを以下のように定め、開発を行っています。

 

・支払う人にも、受け取る人にもやさしく

・煩雑な集金業務を効率化し、本来やるべき本業に注力できるようにする

・お金の流れを便利にスムーズにする

解くべき課題

労働人口減少による生産性向上の必要性に加えて、子どもにもっと向き合う時間を作って欲しいという願いから、以下の課題に向き合っています。

 

・アナログな慣習が残る教育業界において、集金業務を効率化すること

・保護者等の支払い体験をよりよいものにすること

これまで変革されてこなかった理由

教育業界は、他のドメインと比較してお金が潤沢にあるわけではないことや業界構造的になかなかDXが進みづらい背景から、プレイヤーとしての参入障壁が高い領域だと思います。

そのため、これまでは変化が起こりづらい状況だったと思います。

 

一方で、教育関連の施設数はかなり多く、教育業界のあらゆるお金の流れを掴みにいくことまで視野を広げると、マーケットの大きさは十分あり、プロダクトの広がりや将来性も期待できると考え、我々が向き合うことで、少しずつ変化を起こせてきているのではないかと思います。

ロードマップ

現在は教育業界にフォーカスし、カバーするセグメントや業務の領域を広げていくことを考えています。

直近としてはPMFした機能の利便性や品質を高め安定的に高品質なサービスを提供する開発を進めておりますが、今後はより広い顧客、業務に対応する機能の開発を検討しています。

 

特に、現時点では自治体やエンタープライズでより活用しやすくするために必要な機能(法人本部での管理機能やセキュリティ・会計の厳格化など)や、集金の前後の業務など関連業務のサポートを考えています。

プロダクトに携わる魅力

古い慣習の残る教育業界をDXすることで、教育施設やそれを利用する保護者の抱える負を解消することができ、社会貢献を実感できるところに魅力を感じます。

実際に「子どもに向き合う時間が増えた」「支払いが簡単になって助かる」といった喜びの声は、教育施設の方および保護者の方から多く頂いています。

 

ただ、古い慣習を変えることには大きな労力を伴うのも事実なので、やりがいがあるとともに難しさもそこにあると感じます。

 

具体的には、教育現場では、昔ながらのやり方を変えたくないといった現状維持バイアスが強かったり、課題を認識できていない場合もあることから、課題をしっかり認識していただき、問題を解決することにどのような価値があるのかを感じてもらうことが難しいポイントです。

変化への意識の高い施設や、課題に気づけている施設ほどご連絡をいただきますが、そうではない施設へのリーチの難しさがあるため、マーケティングや営業はもちろん、

プロダクト側もユーザーヒアリングやアンケートを定期的に実施して課題の探究を行いながら、集金の前後にある関連業務も含めて課題をしっかり捉えてプロダクトを提供していくことが必要だと感じています。

サービスページ

koufuri+(コウフリプラス)

プロダクト概要

口座振替をベースとした集金業務支援サービスです。従来の口座振替で不便だった「口座登録時の紙のやり取り」や「残高不足で引き落とせなかった場合の個別対応」などを効率化し、集金業務全体をサポートするサービスです。

プロダクトビジョン

コンセプトとしては「toCの集金が発生する事業者・現場における、煩雑な集金業務をシンプルにすること」です。単なるキャッシュレス化・集金サービスではなく、「業務を改善すること」を価値の中心に置いています。またその結果、本来やるべき「子どもと向き合う時間」を創出することを世界観としています。

解くべき課題

・アナログな慣習が残る教育業界において、集金業務を効率化すること。

・費用負担の問題でenpayが導入できないお客様にkoufuri+を届けること。

koufuri+の成り立ち

enpayを導入いただけない最も多い理由は、予算が潤沢でない業界特性からの費用負担の部分です。

enpayのビジネスモデルとして、集金額に対するパーセンテージでの手数料をいただくモデルとなるため、どうしても一施設あたりの集金額が増えると、その分費用負担が増えてしまうため、導入が難しくなってしまいます。

なお、上記のビジネスモデルを変えられない理由として、enpayで提供しているクレジットカードやQRコード決済の原価として発生する費用そのものが、集金に対してパーセンテージで発生するためです。

 

このケースが少なくない事が分かってきたため、その課題を解決したいという背景から、口座振替に目を付けました。

口座振替というのは、集金額に対するパーセンテージでの手数料ではなく、一件あたりの固定額で手数料がかかるビジネスモデルになっているため、集金額が増えても手数料が増えてしまうことがなくなり、費用負担がネックで導入いただけなかった施設にも導入いただけるのではないかと考え、koufuri+をつくりました。

ロードマップ

現在は教育業界にフォーカスし、その中でも注力するセグメントをいくつか定義し、1セグメントずつPMFさせていくような形でプロダクトを変化させていっています。

 

注力しているセグメントは小中学校で、自治体で一括導入いただく戦略で向き合っています。

また、PMFの定義ですが、ビジネスの課題とプロダクトの課題がそれぞれ存在する前提で、足りない機能がないなどプロダクトの課題がなく、営業が課題をお持ちの施設にご提案すれば売れていく状態としています。

自治体は年度単位で導入の意思決定を行うため、自治体への初期導入に向けて商談でのヒアリング内容や仮説ベースで機能開発を行っています。(個別の小中学校への導入実績はあり)

 

なお、この先1年ほどはこうした活動を続ける可能性が高いです。

その後の方向性は未定ですが、可能性としては「教育業界以外のセグメントにもアプローチする」「逆に、より特定のセグメントに特化させる」などが考えられます。

プロダクトに携わる魅力

保育園・幼稚園・小中学校といった教育業界に向き合っており、社会的意義や社会のインフラになっていける可能性を感じられることが魅力だと考えています。

 

一方で、まだまだ古い慣習が残っていたり、予算の捻出が難しいお客様も多く、教育業界特有の難しさがあります。

 

特に、現在注力している小中学校においては、集金課題を解決するために予算捻出をする発想がそもそもないケースがほとんどで、保育園・幼稚園と比較しても業務改善に対する感度が高くありません。

これは、組織構造に起因するところもあり、先生は都道府県の公務員なのですが、我々の商談相手であり予算を持つのは市区町村であるため、ねじれが発生しています。また、市区町村と各学校の間に教育委員会が存在することも意思決定の複雑性を増す要因となっており、非常に難易度が高い業界に対峙しています。

サービスページ

enpayウォレット

プロダクト概要

支払い金額の0.5%が教育施設や子どもたちへの支援につながる、モバイル決済アプリです。

銀行口座またはクレジットカードを登録するか、セブン銀行ATMで現金によるチャージをしたうえで、enpay導入施設へのお支払いで利用可能です。

プロダクトビジョン

エンペイのミッションにある「本当にお金を届けるべき人のところに、お金が届いていない。お金が理由で、やりたいことへのチャレンジができない。」を解決するためのプロダクトがenpayウォレットだと位置付けています。

解くべき課題

enpayでのお支払いにおいて、教育施設が負担する決済手数料を少しでも軽減し、そのぶん子どもたちのためになることにお金を回したいと考えています。

提供に至った背景

まずは、人口の観点から、次代を担う子どもたちの減少が加速している現状があります。

 

次に、保育士の方々を取り巻く環境を見ると、保育士不足による業務過多が存在すると考えられます。実際、厚生労働省の「職業安定業務統計」によると、保育士の有効求人倍率は2022年10月時点で2.49倍となっており、全職種の倍率と比較すると1ポイント以上高い水準となっています。

 

これらの状況が続くと、「子どもの数が減っているにもかかわらず、保育士の成り手が少ないために業務過多が続き、保育・教育の質が上がらず、それを危惧してさらに出生数が減ってしまう」という悪循環になりかねません。

岸田政権によるこども家庭庁の立ち上げなど、公的な支援は検討、実行されつつありますが、それだけでなく民間によるテクノロジーを用いたアクションも必要なのではないかと考えて、エンペイでは今回enpayウォレットの提供を開始しました。

 

参考記事:https://blog.enpay.co.jp/untitled/enpay-wallet-launch

ロードマップ

現時点ではまだ一部のenpay導入施設でしか利用できないのですが、今後は全面的に広げていく予定です。

また、enpay以外の教育・家族向けサービスへの展開や、決済以外の機能追加も予定しており、最終的にはエンペイのミッションの達成に向けて、融資や奨学金に近いようなサービスを提供していきたいと考えています。

プロダクトに携わる魅力

ポイントやマイルをもらうといった「自分のため」ではなく、教育施設や子どもたちを支援するためのアプリであることがとてもユニークだと思っており、社会に役立つことをしている実感があります。

また、既存事業(enpay)の基盤も活かせるので、どうコラボレーションするか考えることも面白い点です。

サービスページ

Team

チーム体制

エンペイ組織図

上記の組織図の「Product本部」に所属するメンバーが、主にプロダクトに関わっています。

 

各プロダクトを1人のプロダクトマネージャーが担当しており、3人のプロダクトマネージャーがいます。

組織としては、enpayグループのPMチーム、koufuri+のPMチーム、enpayウォレットチームに分かれていますが、 取締役 CTO 兼 Product本部 本部長の田野を含めてプロダクトマネージャーの横連携は日常的に行われています。

 

DevAグループがenpay、DevBグループがkoufuri+とenpayウォレットを担当しており、デザインチーム・QAチームは3プロダクト横断という体制です。

エンジニア13名、QA1名、デザイナー2名が所属しています。

企画開発プロセス

企画部分は主に以下のような流れで進めています。

・顧客要望やビジネスイシューをプロダクトマネージャーが集約する

・ステークホルダーと会話しながら、優先度や時期を決める(大きいものはロードマップで表現する。)

・進めることになった案件は、Design Doc形式に落とし込みながら具体的な内容を決め、開発プロセスへと入っていく

 

Design Docは以下のような構成要素となっています。

・Goals (この取組みのゴール)

・Non-goals (あえて含めないと決めたこと)

・Background (バックグラウンド)

・User Stories (ユーザーストーリー)

・Success Metrics (取組みの成功を決める指標)

・Biggest hypotheses (この取組みで検証する最大の仮説)

・Risk/Pre-mortem (取組みが失敗するとしたら、何が原因か)

・Functional Requirements  (機能要件)

・Alternatives Considered (検討した代替案)

・Results (取り組みの結果レポート)



また、開発は2週間スプリントのスクラム開発をベースにしています。

ただし、リリースサイクル・各種スクラムイベントの運営方法などは、チームごとに随時最適な方法を話し合いながら変えている形になります。

enpayウォレットの立ち上げ

元々、現在enpayウォレット事業責任者・プロダクトマネージャーを務める中澤の入社面接時に、CEO 森脇やCTO 田野から、当社のミッションの実現に向けてBtoCのサービスをやっていきたいが、具体的に何からやるべきかまでは分かっていない状態であることを伝え、ミッションやサービス領域に共感して中澤が入社した経緯があります。

 

新規事業の立ち上げにあたっては、新規サービスをつくることによって取れるようになる顧客・市場や、解決できる問題(決済の手数料による導入見送りなど)、利用者集めの方法(既存事業の基盤を活用し、施設からの働きかけで利用促進できるのではないかという仮説)などについて、経営陣と会話しながら検討を進め、まずはやる/やらないの判断を行いました。

 

やる判断となってからは、目標ローンチ時期を決め、エンジニア数名を巻き込み、密にコミュニケーションを取りながらMVPを決めていき、Design Docに落とし込みながら開発を進めていきました。

今後の新規プロダクト開発の可能性

プロダクトマネージャーが連携しながら、施設へのヒアリングなどを実施してプロダクトディスカバリーを行い、新しいプロダクトや機能開発の可能性を模索しています。

カルチャー

作るものの本質的価値を考える

ただ作るのではなく「なぜ作るのか」「どういう価値があるのか」をしっかり考える文化があります。

 

これは、プロダクトマネージャーのみならず、エンジニアチームでも意識されており、そもそもスタートアップで働いているエンジニアなので、言われたものを作るよりも「なぜ作るのか」を理解し主体的に取り組んだ方が楽しいと思っているメンバーが多いと思います。

Design Docにおいても、今作るもののみを伝えるのではなく、将来的な可能性を共有したり、商談でのお客様との会話や背景の事象を伝えるようにしています。

 

過去に、エンジニアから仕様の提案をもらって採用した結果、良かったことなどもあり、より良いプロダクトを作る上で大切なカルチャーだと思います。



チームで働く・チームに貢献する

チームへの意識が強いです。

 

ワーキングアグリーメントで期待値のすり合わせを行ったり、プロダクトマネージャー・エンジニア含めて意識的にチーム内で起こっている状況について話すようにしています。

 

また、開発の進め方でも「タスクに人をアサインするのではなくチームで進める」という考え方が広がっていたり、誰かが困っていたら一緒に進めたり分担したりするなど助け合う文化があります。

過去に、要件定義でプロダクトマネージャーがボトルネックになっていた時に、エンジニアが率先して手伝ってくれたことがあり、いかにチームで成果を出すかという共通認識があるように感じます。

性格タイプ

【プロダクトマネージャー】建築家1名、幹部1名、提唱者1名

 

参考:16personalitiesの性格タイプ

公式ブログ

Person

100問100答

インタビュー記事

X

取締役CTO/共同創業者

プロダクトマネージャー

エンジニア

デザイナー

PMソウダン(有料でのオンライン相談)

カジュアル面談(無料)

エンペイに興味のある方向けに、選考へ進む前に社員とカジュアルに話していただく面談です。
選考要素はなく、事業についてや会社の雰囲気、カルチャー、社員について知っていただく場です。
まずは話を聞いてみたい、という方も歓迎です。

選考ポジションのご相談も受け付けております。
お気軽にご応募ください。

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採用情報

エンペイでは、「やさしいフィンテックを。」というミッションのもと、お金にまつわる「不」を解消するプロダクトを一緒に作ってくださるメンバーを募集しています!
まずは話だけ聞いてみたいという方のカジュアル面談応募も大歓迎ですので、お気軽にご応募ください。
公式ブログも随時更新しておりますので、ぜひご覧ください!

その他

会社の雰囲気をより知りたい方は、ぜひエンペイ公式ブログをご覧ください!

Company

社名

株式会社エンペイ(英語名: enpay Inc.)

ミッション

やさしいフィンテックを。

 

テクノロジーの力で、

新しいお金の流れと社会をつくる。

 

お金のやりとりがスムーズではないことで生じる不便がある。

本当にお金を届けるべき人のところに、お金が届いていない。

お金が理由で、やりたいことへのチャレンジができない。

 

お金に関する不満や不便や不安。

なんとなく続いていた慣習やルールによって生じる、

お金にまつわる「不」を解消することは、

社会を大きく変える可能性を秘めています。

 

私たちは、テクノロジーの力でそんなお金の流れを変え、

未来を信じるだれもが自分の可能性を発揮することができる、

やさしい社会をつくります。

設立

2018年11月

代表者

代表取締役CEO/Founder 森脇 潤一

本社所在地

〒108−6022 東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟 22階 SPROUND

ホームページ

年間利益50億円を作れるPMを目指し、周囲の期待を超え続けるエムスリーのPMから学ぶ!プロダクトを成功に導くヒント

       

今回は、エムスリー株式会社でプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める岩田彬広さん(@ a___iwata)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

岩田さんは、新卒でアクセンチュアに入社し、システムの受託開発や新規事業のPoC支援などを経験した後、エムスリーに転職し、現在はエムスリー及びエムスリーグループ各社のプロダクトマネジメントに携わっている。

プロダクトの重要目標である売上・利益の達成に向けて、プロダクト作りに関わる様々なメンバーの思いを汲んで、目指す方向に導いていく姿が印象的な岩田さん。そんな彼が大事にしている「周囲の期待を超える」姿勢や「自分が面白いと思う仕事をすることで周りも面白いと熱狂できる状態にする」ことが、プロダクトの成功にどうかかわっているかは必見である。また、プロダクトビジョンの策定やスキル開発についての見解を、エムスリー取締役の山崎聡さんの言葉をはじめ、様々な引用を交えて独創的な発想で語っているので、その点もぜひ注目していただきたい。

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急成長するLayerXでPMMと組織マネージャーも兼任する「バクラク」のPMから学ぶ!継続的なPMF実現のヒント

       

今回は、LayerXでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める花村 直親さん(@naobit_)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

花村さんは、ITコンサルからキャリアをスタートされ、その後、監査法人でのデータアナリスト、ブロックチェーン上の仮想通貨を監査するシステムの開発責任者、ブロックチェーン関連スタートアップの立ち上げなどを経て、LayerXに参画された。

急成長を続けるLayerXで「バクラク」のPMを務める彼は、商談動画を泥臭く何十個も見て2回目のPMFに向けた勝ちパターンの分析を行うことでProduct Strategyスキルを磨き、テクノロジー起点で0から業務デザインを見直すことにも取り組みながら、現在はエンタープライズ領域でのPMFに挑戦している。
ぜひこの記事から、継続的なPMF実現のヒントを学んでほしい!

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みやっち流「PMの方法論」でPMFを目指すGaudiy PMから学ぶ!アウトプット最小化・アウトカム最大化のヒント

       

今回は、株式会社Gaudiyでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める宮田 大督さん(以下、みやっちさん)(@miyatti)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

みやっちさんは、新卒でNTTコミュニケーションズに入り、Webサービスの企画や開発に携わった後、楽天、メルカリ、エクサウィザーズでのPMを歴任し、現在はGaudiyで「Gaudiy Fanlink」というコミュニティSaaSのPMを務めている。

そんな彼が、エクサウィザーズ時代に完成させたPMの方法論をもとにGaudiyでPMFに向けて挑戦する姿は参考になるだろう。また、UXリサーチを学び、ユーザーの声を味方につけてトップダウンと戦うことができるようになったスキル開発エピソードや、雑談・戦略的な空白時間・蠱毒といった、いいアイディアを生み出すための工夫など、「アウトプット最小化・アウトカム最大化」のヒントとして学ぶべきポイントが多いので、ぜひ読んでみてほしい。

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プロダクト、ユーザー、メンバーに真摯に向き合うRettyのPMから学ぶ!PM組織の作り方、育て方

       

今回は、実名口コミグルメサービスRettyを運営するRetty株式会社でプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める野口大貴さん(@roki_n_)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

彼は、新卒でSpeeeに入社し、SEOコンサルティングやWebディレクターとしての経験を積んだ。その後、Rettyに入社し、マネジメントを経験した後、執行役員(VPoP)となり、組織改善を推進された。現在はVPoPを退任され、シニアマネージャーとして引き続きプロダクトを改善する役割を担っている。

Rettyの理想のPM像である「Rettyの未来に向かって、突破できる人」を構成するPMスキル(ディスカバリー力など5つ)や プロダクトマネージャー組織を作ってきたマネジメントの工夫、1→10でプロダクトを成長させてきた経験など、参考になること間違いなし!

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税理士からPMへキャリアチェンジ!ナレッジラボPMから学ぶ! ユーザーの声から導き出す本質的な課題の見つけ方

       

今回は、株式会社ナレッジラボでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める小野 敦志さん(@taxashtax)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

小野さんは、新卒で税理士法人に就職し、アメリカに渡り会計事務所で勤めた後、日本の大手会計事務所で働いていた。その後、現職のナレッジラボに転職し、カスタマーサクセスを経てプロダクトマネージャーにキャリアチェンジした。

そんな彼が「なぜ事業会社のプロダクトマネージャーにキャリアチェンジしたのか?」をはじめ、カスタマーサクセスの経験で培われたユーザーの声から本質的な課題を見つけるVoCのコンピテンシー、ドメインエキスパートとして細部のこだわりは、これからPMを目指す方の参考になるはず!
また、ITの知識が少なかったからこそ意識している、エンジニアやデザイナーに対する尊敬やコミュニケーションの取り方は、長くIT業界で働いている人も改めて大切にすべき考えとなっており必見である。

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「価値提供」から「価値創造」に!データ分析を強みとするエンペイPMから学ぶ!単一での分析ではなく、立体的な分析で優先順位づけをする方法

       

今回は、株式会社エンペイでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める竹村 淳さん(以下、竹村さん)(@juntakemura_pdm)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

竹村さんは、新卒時代に事業会社にてWEBディレクター/開発ディレクターとしてキャリアを開始。
その後インフラエンジニア、WEBマーケティングを担当した後、アスタミューゼ株式会社でプロダクトマネージャーのキャリアをスタート。現在は株式会社エンペイで、2023年4月にリリースされた新規サービスのプロダクトマネージャーを担当。

プロダクトマネージャーになるまでに、WEBディレクターだけではなく、インフラエンジニア、WEBマーケティングなど様々なキャリアを歩んできた経験は珍しく、それらの経験からの視点はとても興味深い。
また、強みとしているデータ領域では、実業務として活用しているのはもちろんだが、それ以外にも外部主催の大会での優勝経験も!
上記のような経験を活かした課題の優先順位付けなどは必見です!

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100人の壁を越えた組織に存在するしがらみを解くことを得意とするグロービス PMから学ぶ!活躍するフィールドの見つけ方

       

今回は、グロービスでプロダクトマネージャー(以下、PM)を務める久津 佑介さん(@Nunerm)に仕事内容やキャリア、マイルールなどを伺った。

久津さんは、新卒で凸版印刷に入社し、社内SEやインフラエンジニアを経験した後に、リクルートで様々なプロジェクト経験を積み、CAMPFIREで新規事業のPMを担い、現在に至る。

超大企業、メガベンチャー、ベンチャーで働いたからこそ、100人の壁を越えた組織に存在するしがらみを解くことが自身の価値発揮ポイントであると気付き、現在はグロービスでtoB/toC × 国内/海外の4つ領域を担当するDirector of Productとして活躍されているストーリーは参考になるはず。
また、プロダクト組織を強く、プロダクトを良くすることに取り組んだことで培われたInfluencing Peopleスキルや、ビジョン・ロードマップ策定において合理性重視のリクルートとは対照的でエモーション重視なCAMPFIRE(新規事業)での失敗体験も一読の価値あり!

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プロダクトマネジャーの役割と責任:成功への道筋をつくるキーポジションの具体例と詳細解説

       

プロダクトマネジャーは、製品開発の全体を統括し、成功に導く重要な役割を担っています。この記事では、プロダクトマネジャーの役割と責任について具体例やサンプルを交えて詳しく解説し、彼らがどのようにチームと協力してプロジェクトを成功させるのかを明らかにします。

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効果的なプロダクトマネジメントの方法:成功へのステップバイステップガイド

       

プロダクトマネジャーは、製品の開発からリリースまでの一連のプロセスを円滑に進めるために、さまざまな手法を用いて効果的なプロダクトマネジメントを行います。本記事では、効果的なプロダクトマネジメントの方法について、具体例を交えながらステップバイステップで解説します。

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プロダクトマネジメント入門:成功への第一歩と基本概念

       

プロダクトマネジメントは、製品のライフサイクル全体にわたる戦略的な意思決定を担当する重要な役割です。この記事では、かけだしプロダクトマネージャーに向けて、プロダクトマネジメントの基本概念や役割、責任を具体例や詳細解説を交えて解説します。

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