今回は、株式会社ラクスでプロダクト部 部長を務める稲垣 剛之さんにお話を伺いました。
2021年にラクスに入社し、楽楽精算・楽楽明細などバックオフィスDX製品のプロダクトマネジメント組織を立ち上げ、現在は約30名の組織を統括しています。
「会社によっては、経理に上がってくる申請の50%が否認されている」
稲垣さんは、バックオフィス業務の深刻な非効率性をこう語ります。
月末月初に数百件の申請が集中し、マニュアルは読まれず、経理担当者が差し戻しに追われる。この課題を解決するため、「業務生産性を10倍、100倍にする」という野心的なビジョンを掲げています。
本記事では、
- 50%否認率が示すバックオフィス業務の構造的課題
- 申請から承認までを自動化するAI活用の具体的展望
- 「テクノロジーとUIで最高のUXを」という10年間一貫したビジョン
- 「やり切ってから本を読む」独自の学習スタイル
など、課題の本質から解決策、個人の成長哲学まで深掘りしました。
「PM部長だけど、今もエンジニアだと思っています」と語る稲垣さんの言葉は、プロダクトづくりの本質を考えるきっかけになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
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