海外(インドネシア)でリーダーの役割とは【BAIK】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •      
  • LINEで送る

日本の会社で部下がいたり、チームを持っていたり、部署を持っていたり何かしらの仲間を持っている人。日々、考え良いチームにしていこうとされていると思います。そこで出来上がった自分の形が海外ではそのまま通用しないことはよくあることです。

よくある会社の形

日系企業の日本人は1人~4人くらいが大体の形になっています。そしてそれぞれの日本人に年齢的な上下関係はありつつもポジション的な上下関係は社長を除きないことが多いです。それぞれの日本人は日本人を見るのではなくインドネシア人を見るのが一般的になっています。

今回は、日本にいるリーダーを幾つかのタイプに分けて「上手くいくのか」「上手くいかないのか」を見ていきましょう。

パターン① ゴリッゴリの軍隊系リーダー

イメージで言うと昔のリーダー像だったり、不動産、証券会社、保険系にいそうなリーダーです。(業界の人ごめんね)
これは、「確実に上手くいかない」です。断言できますね。
具体的な解決論を出さずにとにかく自己否定をさせ、人前で怒り続ける…
日本だと「はい・・・」みたいになりがちだと思いますが、こちらでどうなるかと言いますと
・逆ギレされる
・弁解論がくる
そして辞める。
という感じですね。日本のように軍隊形式にまとめ上げることは不可能です。
「俺の培ったやり方なら…」と思ってるそこの人。止めてくだい。そんな恥ずかしい日本人は来ない方が良いですね。
インドネシア人並び東南アジア諸国の方は
・人前で怒られる
・説教じみた感じでぐちぐち言われる
・中身のないことを言われる
ことがとにかく嫌いです。これは価値観で話すと長くなるのでカットしますが、そうなんです。日本でもこのやり方はもはや古いリーダー論になっていますが、インドネシアでも同じです。
そんなリーダーの元で働いているインドネシア人は辞めていきますし、その噂は社内及び外にまでどんどん広がっていきます。そうなるとどうなるか分かりますか?他部署のインドネシア人も辞めていきますし、採用しようにも悪い噂が広まって「あそこには行くなよ」ってなり、目も当てられない状況になっていきます。社長はそんな人材をそのままにはしておかないでしょう。
日本人、インドネシア人どちらからも見放され居場所はなくなってきます。
自分から見ると良い淘汰の流れですね。

パターン② 君の力に任せるよ系リーダー

表現がしにくいですが、特に具体策は出さずに本人の力に任せて結果だけ出してくれ!というのを軸にしたリーダーですね。
これは「大体は上手くいかない」です。
日本ですとこのパターンのリーダーを好む人もいると思います。優秀な人はこういったリーダーの元で仕事をすると伸び伸びとやる人もいますよね。ただ、インドネシアでは取り返しのつかない結果を招くこと山の如しですね。
〜〜〜〜〜
リーダー「ねぇねぇ。これやってもらっていい?(全体の1割を伝える)」
インドネシア人「分かりました。任せてください」
・・・・1週間経過
リーダー「おーい。元気?そういえばあれどうなった?」
インドネシア人「やりましたよ٩(๑`^´๑)۶」
リーダー「おー。いいね。どれどれ。。。」
リーダー「え?これしかやってなじゃんか」
インドネシア人「え?やってますよ。これやってるじゃないですか。」
リーダー「いやいや。普通に考えてここもやるよね?」
インドネシア人「いやいや。それは言ってないですよ。リーダーが言ったことはやってますよ」
・・・・途方もないなすり付け合いorリーダーが折れるまで続く
〜〜〜〜〜
こうなるんですよ。物事を多角的に見ることが超苦手なので、裏を読むことができないんですよね。日本人の普通が普通にはならない事例です。日本でも手のかかる子にはこのパターンで依頼をするのってリスキーじゃないですか。それに近いものがありまして、「本人に考えさせて伸ばそう」というリーダーの気持ちは通用しません。
インドネシア人はリーダーが悪いと思っているのでこの状態から本人に問題があるという方向にもっていくのは不可能です。どちらにせよ、日本人から見て他積にしてしまった瞬間に何も始まりません…
ただ、最終的に優秀なインドネシア人はこの依頼の仕方でも大丈夫なんですが、本当に会社に1人いるかいないかのレベルなので全体的に見るとダメなリーダーになってしまいます。
ここで「怒るルートに突入」するとパターン①と一緒の結論に落ちていきます。はい。これからの話もそうですが、怒るとパターン①に向かっていきます。
リーダーが長い人って息の合う部下も出来始め、リーダーとしての仕事もあったりしてこういった依頼の仕方をしがちなんですが、気をつけてください。

パターン③ ほーん。その心は?系リーダー(論理マン)

仕事中は感情で仕事せず、信じるものは数字と自分。何かミスや成果が上がった時も感情面で語らず全てを数値に直して語っていく感じの人です。
これは「いきなりは上手くいかない」です。
インドネシア人は論理的思考が超苦手なので数字で語るのが出来ません。日本でいう小学生がやる算数を採用時にテストするのですが、正答率は30%とかです。それくらい数字における教育が違いすぎて結果的に論理的思考の差になります。
〜〜〜〜〜
リーダー「◯◯さん。これに対する考え聞かせてもらっていい?」
インドネシア人「これはですね。あの人がそうやっていたので真似てみました。なので分かりません。」
リーダー「あ。そうなのね。。。じゃあ◯◯さんはこれを見てどう思うか教えてもらっていい?」
インドネシア人「んー。この数字はよく分からないんですが、この数字は良い数字でこの数字が達成されれば良いので大丈夫だと思います。」
リーダー「Σ(´□` ) 」
〜〜〜〜〜
こんな感じです。数字の裏付けや意味などを追うことが出来ないのでもはや会話になりません。売り上げ目標やサイトの数値などの数字がありつつアクションを数値に直しながら落とし込んだり、何かミスがあって怒らずともその理由を論理的に問いただすのは無意味に近いです。
ただ、自分はビジネスにおいて論理的に物事を進めるのは大事な要素の1つだと思っております。インドネシア人が出来ないからといって投げ出すのも違うんですよね。めちゃめちゃシンプルにして答えが出しやすい形で質問し、癖付けをしていくことは大事です。最終的に高度なレベルを求めつつも良いレベルまで訓練していくのは大事です。なかなかあなたの求めるレベルにはならないかもしれませんが、可能性のある人材もいますし諦めずに一歩ずつ進めていった先にはベストパートナーになりうる人がいるかもしれません。

パターン④ 手取り足取り系リーダー

何かやるべき課題があった際は達成するまでの道のりを見せ、タスクをとにかく分解しまくって、やるべきことがシンプルな状態になるまでします。それを1つ1つこなしてもらうように依頼するリーダーですね。
これは「場合により上手くいく」です。
先ほどの話から分かるようにシンプルさが重要です。
例えば「北海道にいる人に対して、東京タワーまで来て」と言うお願いに対して
①まずは◯◯駅に◯◯時にいきます
②次に◯◯で切符を買って◯◯番ホームにいきます
・・・
③◯◯線に乗って◯◯出口をでます
④◯◯方向に向かって歩く
といった感じに依頼する側はすごい疲れますが、こういった形で依頼するリーダーは仕事自体は上手く進んでいきます。
経験をしたことのある人なら分かると思いますが、リーダー側は大変ですよね。ただ、数を重ねた時の流れも分かると思います。次第にタスクの切り方を大きくしていっても大丈夫になっていきます。
1つ気をつけてほしいことがあります。日本人以上に楽を好む土地柄なので、そのリーダー像に甘え倒す従業員がまぁまぁの確率で発生してきます。いつまでたっても子離れせずに待ちスタンスが出来上がってしまうと、本来やるべきことが出来ない状態になってしますので、定期的にやらせていくスタンスを取っていくことも必要です。
一方で早い段階で片鱗を見せ始め、阿吽の呼吸で出来る人が出てき始めます。
そうなったら次第にパターン②に切り替え始め、パターン③の考え方も指南していきましょう。気付けばかなり頼りになる人材になっています。こうなったら自分の考え方を熟知したパートナーが出来上がるのでその人を自分とインドネシア人の間に立ってもらいコントロールをお願いしていきます。この時、その人の年齢がコントロールされる側より若いケースが往々にしてあります。しかし、そこは思い切った判断が必要です。どちらが重要な人かを考えた判断をするべきでしょう。インドネシアでは正社員を切ることが非常に難しいです。日本人から強引な辞めさせ方をすれば、めんどくさいことになる可能性もあります。そういった時にこういった形をとることで自主退職の流れに持っていきます。多分、あなたの周りでもそういったことは気づかないだけであったんじゃないですか?お金を大きく管理する側になればなるほど、人件費というのが目に付きコストパフォーマンスを求めます。これは悪いことでもなく当然で綺麗にし直しているだけです。綺麗事ばかりで辞めさせることを悪いと思っている人いませんか?腐った蜜柑理論と同じです。別にインドネシア人に限った話でなく、日本人でも同様のことを言ってます。製造業のように数で勝負する会社でなく、人で勝負する会社であるのであれば、優秀な人材というのは日本人の給与をはるかに超えてでも確保しないといけません。それくらい大事なんです。
話は逸れましたが、このルートから別のルートに上手く繋げ次期リーダーを育成し自分のポジションを任せていくのが正規ルートだと思います。

皆さんそれぞれ育った環境が違うので見てきたリーダーも違うと思います。自分がリーダーになるときも見てきたリーダーを模範するor反面教師のどちらかなので持っているリーダー像も違うと思います。何れにせよ、駐在員で海外に赴任したり、現地に飛び込んでリーダーポジションになる方はくどいくらい道標を提示して進めていくのが良いと思います。正直、日本人を育成するよりもはるかに手がかかります。ただ、育った時の喜びも大きいものです。日本にも外国の方が増えていると思いますが、参考にしてみてはいかがでしょうか。

インドネシアで働く人です

応援する心だけもらえればと思います。


YouTubeで待ってます