
どうも若手PMです!
今日は、プロダクトオーナー祭り2018Summerに参加してきました!
様々な企業のプロダクトオーナー、プロダクトマネージャーが登壇され、
各自の経験を通して学んだ知識や考え方、ノウハウや、
プロダクトへの想いやビジョンを発表されました。
1人あたり10分という短い持ち時間ですが、
総勢40名以上の方が発表される為、12:30から始まり21:00まで続く、まさにお祭りですね!w
皆さんの発表を聞いていて、発表をする機会ってすごい大切だなーと思いました。
こんなメリットが考えられます!
・振り返る機会を持つことができる
・話すネタを作る為に普段から工夫をしようとする
とても簡単にですが、皆さんの発表内容をご紹介させて頂きます。
※17:30に力尽きて帰宅してしまったので、それまでですが…w
プロダクトマネージャーの役割、仕事内容、スキルについて、
まとめた記事をご覧になりたい方はこちらをどうぞ!
それでは、早速ご紹介します!
目次
グローバル・ピープル・ソリューションズ酒井さん
Heavy Weight Product Managementの仕組みが日本を救う
PO、PMの定義や成り立ちについて。
トヨタの主査を学ぼう!というお話。
主査に関する参考ページ
トヨタに学ぶ 「滅びる組織」「伸びる組織」 売れ続ける秘密は「SHUSA」にあり! | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
ヴァル研究所 篠原さん
チームビルディングやマネジメントに関するお話。
プロダクトオーナーやプロダクトマネージャーが1人で決めるのではなく、
factベースでチーム全員で何をするのかを決めるべき!
エウレカ 梶原さん
自己組織化されたチームを作る重要性のお話。
DMM.com 石垣さん
悪い組織体制を変えるというお話。
・組織の無駄を定量化して見える化して削減する為に、VSMとSIPOC分析を活用しよう。
VSM
→プロセス間のリードタイムを見える化
→現状のvsmと理想のvsmを明確にして、改善する。
SIPOC分析
プロセスの工程を可視化
ステークホルダーとの調整85%
→インプットとアウトプットが異常に多い順。
⇒定量的な削減率で見せることが大事
ファームノート 本多さん
PMあるあるのお話。
目の前の課題を解決することにフォーカスしちゃうhowフォーカスではダメ。
WHyを定義することが大事。
課題、戦略、ビジョンが大切。
仮設する力が大切!
1次的情報収集(経験)の上に、2次的情報(学習)を乗せる。
ミラーロイド 南原さん
プロダクト、サービスの価値想像とコミュニティの発展
物で価値を提供する
サービスで利用価値を提供する
コミュニティに貢献し発展させる
フリークアウト 吉川さん
プロダクトマネージャー=製品設計者という話
PMがすべきことってたくさんあるけど、製品設計が最も重要である。
「お客の要望を持ってくるな、課題を持ってこい」
野村総合研究所 森さん
POがチームを醸成するためにできること
失敗談1
現場とPOのすれ違い
⇒POにできること、自己開示
失敗談2
スプリントが失敗続き
100%の力でできる計画を立てがち
⇒POにできること、勇気を出す
・ここまでだったら確実にいけるだろうラインでコミットしてもらう
・開発チームに勇気を出して委ねる
・小さく成功を積み重ねる
ロックオン 金さん
OSSプロダクトのプロダクトマネージメント
EC CUBE
プラットフォームのネットワーク効果を。
コミッターの人たちを呼んで開発合宿をするなど、自社だけではなく、ネットワークを活用する。
ABEJA 菊池さん
ABEJA単体ではなく、CA(サイバーエージェント)と組んで、お互いの強みを活かして、二次曲線の成長を描く。
サイボウズ 河合さん
サイボウズofficeの企画書こっそり見せます
実際に役員に説明した資料を見せながら
ビジネス方針→3C→市場機会→ターゲット→ターゲットとバリュー→4P→4C→スケジュール、メンバー→開発コスト
というストーリー
sansan 尾部さん
エニアグラムとプロダクトマネジメント
エニアグラムの分類に応じて、
プロダクトの施策に活かす
弁護士ドットコム 三科さん
元ウェブ編集長からsaasプロダクトマネージャーへの道のり
・10人ちょっとの時代
事業部のカルチャーを言葉にする
・組織化
プロダクト合宿が良かった
→週1で会議をしない日ができた
発信強化することの重要性
Pivotalジャパン 安西さん
急がば回れ 開発しない仮設検証
短時間に仮設検証するにはを考えるヒントを。
課題の仮設→施策の仮設→最適化
解決するとインパクトの大きい課題を見つけて、その課題を解決することが、成長の近道
ユーザーの完成したら使いたいをあてにしない。すごい大事!
ベルフェイス 吉本さん
PMは成果が全て
プロダクト+マネジメント+する人
→組織に成果をあげさせる
・マネジメント
手法は何であれ、
成果をあげる=ビジョンの実現、事業計画の実現
・プロダクト
=製品
=デザイン、開発がメイン
他はあくまで一ステークホルダー
ではない!!
・プロダクト
=顧客から頂いている料金内に収まっている一連の流れ全て
と考える!!
視座を高めていきましょう!
カシオ計算機 岡田さん
もしプロダクトマネージャーが野球のピッチャーたったら
時刻を見るくらい簡単に現在地をチェックできる時計
を作りたい
オフラインでも地図が見られる特徴
野球のピッチャーに例えて
立ち上げ、大きな変化が必要な時は、先発型PM
事業を伸ばす段階なら、リリーフ型PM
プロダクトを継続して回していくチームづくりを作るべし!
FROSK 仲井さん
現状維持なんてない「やるかやられるか」それがPMだ!
ゲームのルールを知ることが大事だ。そのあとは、ルールを実践するだけ。
プロダクトの「今」のファンはどこに?
本気で顧客に目を向けて、声を聞きに行った。
leanは検証のプロセス、なにを検証するかが重要
エスワイエス 橋本さん
プロダクト開発文化がない会社てPMが始めにしたこと
PM文化の啓蒙と強化を推進
campfire 山田さん
polcaの苦悩
家入さんの思い付き、やりたいで始まるけど、
Po不在でみんな大変な思いをした。
だから、PO大事だよって話。
エウレカ 金田さん
割と大きなプロダクト開発組織で「何を」「いつまでに」つくるかを整理した話
割と大きい組織をリニューアル
・機能別→職能別チームへ
→集合知を発揮する×一つの生き物のようにまとまる
・バックログを一つに統合し優先度に対するポリシーを策定
PMが優先度を並び替えるのではなく、
ポリシーを作ってメンバーが判断できるようにしよう!
グロースハックスタジオ 広岡さん
事業と組織をマネジメントして成果を最短で得る方法
アディッシュ 池谷さん
ガチガチの既存事業脳から新規事業の学習視点を持つ組織へ
ガチガチの既存事業脳
・利益をすぐだせないとダメでしょ
・機能要望を応じようとする
その後、
新規事業はほっとくと変数がどんどん変わっていくが、解決策を話をするうえでは、前提を仮どめする
「だからこう言ったじゃない」を絶滅させたい
sansan 加藤さん
ステークホルダーを味方にする
ステークホルダーマネジメントが重要という話。
PMBOKも登場。
結構、プロジェクトマネジメントよりの話。
キックオフの開催と、
インセプションデッキを活用すると良いどのこと。
ステークホルダーマッピング作ると良い。
コルグ 河村さん
ミニマル思考のモノ創り~「欲しくない」というニーズにどう向き合うか
何でもできる、みんなのためのプロダクト
って、本当に使われてるの?という課題感
「何でもできるは、何もできない」
ここまで聞いて力尽きました…w
椅子が固くて、おしりが痛かった…
最後に、本日、参加した感想を。
発表内容のクオリティ差は当然あれど、皆さん自信を持って発表されてました。
自分の仕事を自信を持って語れることって非常に重要だと思うんですよね。
また、冒頭にも書きましたが、こういう場で発表する(自分を追い込んででも)ことって、自己成長にものすごい効果的だと思いました!
・振り返る機会を持つことができる
・話すネタを作る為に普段から工夫をしようとする
という感じですね。
次回は、ぜひ僕も登壇したいと思いました!
プロダクトオーナー祭りありがとう!!
楽しかったし、非常に勉強になりました!