
どうも、マツバラヤスユキ(@yaspontax)です。
IT企業のPMとして働く中で経験を通して学んだリーダーシップが、世の中で言うサーバントリーダーシップに近いものだったことが分かり、少し自信を持つことができ、理解を深めてみようと思います。
ということで、一般的なサーバントリーダーシップの定義を改めて整理した上で、より身近な言葉で置き換えてサーバントリーダーを再定義したいと思います。
目次
サーバントリーダーシップについて
サーバントリーダーシップとは
サーバントリーダーシップとは、
ロバート・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップ哲学であり、
「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という考え方に基づくものです。
そもそも「サーバント」とは、「使用人」「召使い」という意味であり、
相手に対して奉仕の気持ちを持って接し、
どうすれば組織のメンバーの持つ力を最大限に発揮できるのかを考え、
その環境づくりに邁進するリーダーシップがサーバントリーダーシップです。
サーバントリーダーシップは「支援型リーダーシップ」とも呼ばれ、
従来の「支配型リーダーシップ」とは相対するものとなります。
支配型のリーダーシップとは
「コマンドアンドコントロール」と言われるマネジメント手法を取っており、
リーダーが部下に指示をし、リーダーは部下の状況を把握、確認、管理します。
恐怖政治はこの支配型のリーダーシップが行き過ぎた状態と言うことができます。
ひと昔前は、このリーダーシップで良かったのかもしれませんが、
変化のスピードが早い現代においては、
リーダーの頭で考えたことをメンバーに役割分担し、
忠実に実行していれば上手くいくと言う時代ではありません。
いかにメンバーの持つ力を最大限引き出し、
自己組織化するかと言うことが求められている為に、
サーバントリーダーシップが脚光を浴びているのです。
サーバントリーダーシップの特徴とは
PRESIDENT Onlineの記事に、
サーバントリーダーの「10の特性」がまとめられていましたので、
以下にご紹介します。
【1】傾聴
【2】共感
【3】癒やし
【4】気付き
【5】納得
【6】概念化
【7】先見力
【8】執事役
【9】人々の成長への関与
【10】コミュニティづくり
引用:https://president.jp/articles/-/15523?page=2
詳細は記事をお読み頂ければと思いますが、
キーワードとして、理解できるものが多いのではないでしょうか?
僕のリーダーとしての経験
社会人4年目から数人のチームを任せてもらえるようになりました。
初年度は、自分よりも若い社員を寄せ集めたチームであった為、
基本的には、全て自分が経験してきた範囲の中で教えることができる状態でした。
先輩・後輩関係の延長線上で、自分が指示をする必要があるという頭で、
支配型のリーダーシップである「コマンドアンドコントロール」を実行しようとしていました。
当時は、チームのミッションも小さかった為、
大きな問題もなく良い状態で、リーダー人生のスタートを切ることができました。
リーダー2年目となり、初めての年上のメンバーを持つことになりました。
ここで問題が発生します。
同じように、支配型のリーダーシップである「コマンドアンドコントロール」を実行しようとしますが、
僕の方がIT経験も仕事経験も短く、知識・スキルも勝てない状況なので、
指示に対しての反発や、管理に対する不満が上がり、
それに対して更に僕も役割を全うしようと悪い方向に頑張ってしまうという
非常によくないチーム状態となりました。
その後、直接的な因果関係があるかどうかは分かりませんが、
年上のメンバーが退職してしまったりという経験もしました。
そんな経験を通して、
無理して自分の足りない頭だけで全てを決めようとせず、
メンバーとの対話の中で物事を決め、
メンバーが気持ち良く働ける環境を作り、
それぞれが持つ力を発揮して活躍をしてくれることが
チームとして成果を出すことができる良い状態なのではないか
との考えに至りました。
サーバントリーダーシップを再定義
そんな経験を振り返り、
サーバントリーダーシップを自分の言葉に再定義してみました。
僕が目指すサーバントリーダーです。
【1】メンバーに自分をさらけ出す
【2】メンバーと夢を語り合う
【3】メンバーを全力で支援する
【4】メンバーの背中を押す
【5】メンバーに新しい経験を与える
【6】メンバー外に連れ出す
【7】徹底的に相手をする
【8】メンバーの成長を諦めない
リーダーにオススメの本や動画講座
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